お子さんの歯磨きはきちんとできていますか? ゆっくり仕上げ磨きをしてあげられないと、小さな虫歯の兆しを見逃して気づいたときにはかなり進行してしまった……なんてことが。また、気になる症状があっても、すぐに歯科医院に連れていけない場合だってあるかもしれません。共働き家庭こそ、予防が何よりも肝心なのです
 「子どもの虫歯、歯列矯正特集」では、前半で子どもの虫歯予防についての基礎知識を、後半で気になる歯科矯正の最新情報や費用についてもお届けしていきます。

【子どもの虫歯、歯列矯正特集】
(1)75%が仕上げ磨きを実践 嫌がる子にどう歯磨き? ←今回はココ
(2)一生の虫歯リスクは3歳までに決まる<乳歯編>
(3)虫歯の2大要因は「清掃不良」と「ダラダラ食べ」<永久歯編>
(4)歯列矯正「3・6・8歳」で歯並びチェックを
(5)子どもの歯列矯正、病院選びのポイントと費用の相場

 特集の1回目は、子どもの虫歯予防について、読者アンケートの結果をご紹介します。まずは、お子さんの虫歯の有無をお聞きしました。

77%の読者が「子どもに虫歯はない」と回答

 8割近くが「虫歯がない」と回答しました。かなり優秀ですね! アンケート回答者は、未就学児のお子さんを持つ方が多かったため、虫歯になっている子の割合はまだ少なめなのかもしれません。小学校に上がると、虫歯になる子どもの割合は増えていくことが予想されます。

 では、「虫歯がある」と答えた人のお子さんには何本あるのでしょう。

 アンケートは2015年8月11日~26日の間に日経DUALのサイト上で子どもがいる読者を対象に実施。187人の回答を得た。回答者の平均年齢は38.6歳。子どもの数は1人が40.6%、2人が51.9%、3人が7.5%。子どもが複数の場合、第一子について回答。

(記事中の円グラフは小数第一位以下の切り捨てにより合計が100%にならないものもあります)