元小学校教員で2児のママでもある原田綾子さんが提案する「勇気づけ子育て法」を紹介するこの連載。今回は「お母さんと子どものこころはつながっている」という話です。子どもを勇気づけていても、親の心が不安定だったり、どこか無理をしていると、その歪みが子どもに映し出されるというケースをたくさん見てきました。今回は最終回。頑張るお母さんに向けた、心温まる言葉が満載です。
(※本連載はアドラー心理学に基づく子育てのヒントが詰まった書籍『ほめるより子どもが伸びる勇気づけの子育て』よりお届けします。)

 <これまでの連載記事>
2~3歳以降は「ほめ」から「勇気づけ」の子育てを
勇気づけられて育った子どもは心豊かな賢い子に育つ
どんなときも子どもを信頼することで子どもは伸びる
親を困らせる行動の目的を知り、おおらかなママに
お母さんと子どもの心はつながっている

勇気のバトンは、お母さんから

 前回の記事では、お母さんの心の状態が子どもに影響を与える、ということをお伝えしました。つまり、子育てをするうえで、日ごろからお母さんの心を整えることがとても大事だということです。

 講座や講演で、お母さんたちに「最近、自分をほめたこと、勇気づけたことはなんですか?」と質問をし、5~6人のグループでシェアしてもらうことがあります。すると、「え~? 自分をほめるなんて、考えたことなかった!」とか、「そんなことを考える余裕もなかった」という声がたくさん上がります。

 今までたくさんのお母さんたちと接してきてわかったことがあります。それは、お母さん自身が自分を大切にできなければ、夫や子どもを大切にすることはできないということです。

 お母さんの心が輝いてはじめて、夫や子どもを大切にすることができるのです。お母さんの心のコップに勇気のエネルギーが入っていなければ、家族に勇気のバトンを渡すことができませんね。

 次の項目から、誰でも簡単に実践できる、自分を勇気づける方法や、心を整える方法についてお伝えしていきます。これらの方法を実践しながら、さらにハッピーに子育てをしていくために、まずは自分を勇気のエネルギーで満たしましょう!

 自分を大切にできる人が、本当の意味で他の人も大切にすることができるのです。

次ページから読める内容

  • 時々立ち止まって心の状態を知ろう
  • 子どもを怒ってばかりのときは
  • 愛は、すでにここにある

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