子どもとの会話のための「手抜き」は悪いことじゃない

 とはいえ、夕食にレトルトカレーを使うことに、抵抗感を覚えるデュアラーも多いかもしれません。

 実際、「カレーに関する調査」によれば、「あなた以外の家族に、レトルトカレーを出す事を「良くない」と感じますか」という質問に、30代の女性の46.5%が、40代の女性の44%が「感じる」「とても感じる」と答えています。

 今回話を聞いたワーママからも、「手づくりに比べると栄養バランス、安全性などが劣るから」「レトルトで簡単に済ませていることに対して罪悪感が少しある「一応添加物が気になります。できれば、ちゃんとした調味料で手作りしたいなと思ってます」といった声が挙がりました。

 しかし、アメリカでの子育て経験があり、コミュニケーションについて研究を行うNPO法人JAMネットワーク代表の高取しづかさんはこう話します。

 「仕事と家庭を両立させている現代のママにとって、“家事をきちんとこなさないといけない”という意識は大きなプレッシャーになっています。私が思うのは日本のママたちは海外のママと比べてがんばりすぎかな、ということ。子育てはママひとりですべてを担うことはできないし、完璧でなくてもいい。もっと手抜きをしながら、大らかな気持ちで過ごしてほしいです。たまには思い切って『今日は子どもとのコミュニケーションを大事にする日』と決めて、レトルト食品に頼ってみましょう。意識的にラクすることでメリハリをつけながら子育てを楽しんでほしいですね」

 毎日一生懸命がんばらなくてもいい。それよりもママと子どもが一緒に食事をする機会をつくり、目線を合わせて会話をすることが、子どもにとって何よりも「心の栄養」になるのだと、高取さんは強調します。

保存料や合成着色料不使用で安心

 ママにとって、食の安全は、大きなテーマ。この点で、レトルトカレーを敬遠するママも多いかもしれません。上述の「カレーに関する調査」でも、レトルトカレーを出す事を「良くない」と感じる理由として、30代女性の47.3%、40代女性の40.9%が「保存料や合成着色料が使用されている印象があるから」と答えています。

 でも、それは大きな誤解です。意外に知らない人が多いかもしれませんが、ボンカレーは、保存料や合成着色料は一切利用していません。

 さらに、じゃがいも、にんじん、玉ねぎは、新鮮な国内産のみを使用しており(ボンカレーネオの場合)、遺伝子組み換えの遺伝子組み換えのものは使用していません。じゃがいもの芽取りはすべて職人による手作業で行い、人の手によって丹念に調理されています。調理工程は家庭で作るカレーとほぼ同じです。

 世界初のレトルト釜を使って密封されたパウチを高温・高圧で殺菌し、最後に人の目と機械で検査をして万全な体制で出荷へ。安全・安心なボンカレーはこうして食卓へ運ばれます。

 作り方はフタを開け、箱ごと電子レンジで2分間温めるだけと、とっても簡単。湯せんでなく電子レンジを使用することで、カレーソースも具材もムラなく温まり、スパイス本来の香りを引き出すので、おいしく出来上がります。また、お湯を沸かす手間が省けて省エネにもなります。

箱ごと温める方法でやけどの心配も少ない。子どもに手伝ってもらうのもおすすめだ
箱ごと温める方法でやけどの心配も少ない。子どもに手伝ってもらうのもおすすめだ

 サラダなどプラス一品をさっと作れば、あっという間に栄養バランスも申し分ない立派な夕食の完成!味のバリエーションが豊富なので、子どもは甘口、パパとママは中辛と、家族一人ひとりの好みに合わせられるのもうれしいところです。「子どもともっと話したい」「今晩の献立どうしよう」と悩んだら、ボンカレーで上手に“手抜き”がおすすめです。

(文/高橋朋子、かみゆ)

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