たまには上手に手抜きをしよう

 そこでおすすめしたいのが、たまには上手に“手抜き”して「会話のある食卓」をつくるということです。

 特別にちょっとしたルールを作り、「食卓でのコミュニケーション」に集中する「ママの日」=Smile Table Dayをつくるのです。

 Smile Table Dayのルールは簡単。1つめは「ごはんはラクする」(簡単にできておいしいレトルトも使っちゃおう)。2つめは「席を立たない」(みんなで「いただきます」と「ごちそうさま」をしよう)。そして3つめが「おしゃべりを楽しもう」(今日の「楽しかったこと」をひとつ話そう)。

 1つめのルール、「ごはんはラクする」に最適なのが、例えばレトルトカレー。

 なかでもおすすめなのが、1968年に世界初の市販用レトルト食品として発売されて以来、レトルトカレーの定番として長年親しまれているボンカレーです。保存料や合成着色料不使用だから安心。しかも、レンジで手軽に作れる「ボンカレー」で、ごはんはラクをする。それだけで時間に少し余裕ができ、余裕があると食卓でもゆっくり会話ができて、自分も家族も笑顔になれるはずです。

みんな笑顔で、「天国のご飯みたい」

 Smile Table Dayの3つのルールを実践したら、実際にどんな効果があるのでしょう。それを実証したのが、ボンカレーが制作したドキュメンタリー動画『Smile Table Day ~ママもみんなも笑顔になる食卓3カ条~』です。

 この動画では、忙しいデュアラーの3家族の平日の食卓を定点カメラで撮影し、Smile Table Dayを取り入れる前と取り入れた後で、それぞれの家族の夕食がどう変わったのかを追っています。

 動画に出演した4児のママ・篠崎絢子さんは、「平日の夕食は毎日戦争のようになる」と言います。それが、ボンカレーを使ってSmile Table Dayを実践してみると、「食事の準備時間が短くなって余裕が出来ました。いつもは別に食べている一番下の子も、スプーンでみんなと一緒に食べられた。少しおおげさですけど『天国のご飯みたい』だと思いました」と振り返ります。

 2人の子どものママ、鴨田佐和子さんも「普段はやることが多くて、ゆっくり座っていられません。疲れてくるとぼーっとする。子どもに意味が分からないことを言われると、答える気力もなくなります」と言います。「8時半に寝かしつけなきゃいけないので、時間がなくなってくるとついつい怒ってしまう。子どもは食べるのが遅い。違うことをやり始めると怒ってしまい、余計に疲れて自己嫌悪に陥ってしまいます」。

 それが、Smile Table Dayを実践してみると、「子どもと向き合って、じっくり話ができました。今回驚いたのは、娘がアウトドア好きということを発見したこと。『そうだったんだ』って思いました。私がインドア派なので、びっくりしました」。