本当は子どもとゆっくり会話したい
仕事も家事も子育てもがんばるママにとって、最も頭を悩ませるのが平日の夕食の時間。仕事を終えて子どもを迎えに行き、帰宅後すぐに夕食の準備に取りかかり、ご飯を作ってやっと食べ始めると、「これ食べたくない」「こぼしちゃったー」と大騒ぎ。ママはゆっくり座って食べる暇もありません。
お風呂に入れて寝かしつける時間を考えると、早く食べてほしいのに、なぜかゆっくり食べる子どもにイライラが募り、つい席を立って用事を済ませたり、「早く食べなさい」と叱ってしまったり…。そんなママを見て、子どものほうも、だんだん話をしなくなる---。こんな風に、会話のない、忙しい夕食の時間を過ごしているママは多いのではないでしょうか。
働くママが思い描く、平日の理想の夕食風景とはどのようなものなのか。忙しいママ1000人に聞いてみたところ「しっかり準備して家族で楽しんで食べたい」「子どもとじっくりコミュニケーションしたい」と、家族間のコミュニケーションを重要視する声が半数以上を占めました(ボンカレー調べ 忙しいママ1000人に聞いたインターネットリサーチ)。
さらに、「あなたは食卓で子どもや家族で会話をすることはどれくらい重要だと思いますか」という質問には、9割以上が「重要」「やや重要」と答えています。
また、「家族の食卓にとって大切なことはなんだと思いますか」という質問で多かった回答の1位は「栄養バランス」(「とても大切」「やや大切」を合わせて96%)ですが、2位に「家族間のコミュニケーションの場にする」(同93.6%)が入りました。ちなみに、3位は「ゆったりとした時間」(89.2%)、4位は「子どもの食育の場」(88.6%)、5位は「家族全員そろって食べる」(88.5%)です。