まずご登場いただくのは、静岡県藤枝市に住む4歳の女の子のママ、浅野直美さん。
日経DUAL編集部 現在、育児休暇中でいらっしゃるとのことですが、働いているときとはまた違う「母の日」だったのではないでしょうか?
浅野さん はい、第三子の出産予定日が、母の日の直前の5月8日でした。3番目にして初めての帝王切開となり、気持ちが沈みがちだった私に、4歳の娘が私のそばで何やら工作を始めたんです。
後から分かったのですが、彼女が作っていたのは、まだ見ぬ妹と私への「おめでとう」カードでした。「だって母の日だから」とはにかみながら渡してくれた娘の優しさにとても勇気づけられ、母としての喜びを胸いっぱいに感じた日になりました。そして、無事に出産を迎え、三人の子の母になりました。
忙しく何気なく流れていく日々を送っていると、家族に対する感謝の気持ちってつい忘れてしまいがちですよね。たまに子ども達がくれる有形・無形のプレゼントにいつもハッとさせられてばかりです。育休中の今だからこそ、母親であることの喜びを見つめ直したいと思います。