東京は四谷の外れで時短グッズを研究している<DUAL時短ラボ>。いつも元気な時短ラボメンバーですが、今になって夏の疲れが出たのか、ぐったりした様子。そんななか、特に目立って元気が無いのは……。

エリちゃん(いつも元気な研究員)「あ~、疲れが取れない……」

カオリ所長(DUAL時短ラボ所長。一児の母)「あら、いつも遅刻気味なんだから、その分、よく眠れているんじゃないの?」

ケンジくん(ちょっと人見知りな若手研究員)「うわっ、いつにも増して厳しいな……」

マコトさん(所長の夫でフリーライター)「カオリちゃんもなんだかんだで夏の疲れが出ているからねえ。ちょっとイライラしてるんじゃないかな」

エリちゃん「8月よりは涼しくなったけど、あいかわらず湿気はすごいし……最近食欲も湧かないし……」

ケンジくん「エリちゃんも意外とナイーブなところがあるんだね」

エリちゃん「どういう意味よ!」

ユミエさん(ベテラン研究員。二児の母)「まあまあ、怒らないで。それにしても、食が細くなるのは良くないわね。エリちゃん、健康に気を配るのも社会人の務めの一つよ」

マコトさん「でも、その気持ちも分かるな。疲れていると、朝食も食べたくなくなるんだよ」

エリちゃん「そうなんですよ、朝ごはん。食欲無いし、朝は時間も無いから、もう食べなくて良いかなって最近よく抜いてます」

ユミエさん「もう、みんなしっかりして! 仕方ないわね……とっておきの朝ごはん、教えてあげる。ついでにおやつにしましょう」

ケンジくん「……苺とブルーベリーと、牛乳?」

エリちゃん「あ~! 分かった! 話題のスムージーってやつですね!」

カオリ所長「朝からフレッシュジュースが飲めればそれは健康的だし、はやるのも分かるんだけど、朝ごはんとしてはどうかしら……」

マコトさん「え、なんで! 俺、朝にフレッシュジュース飲みたいよ!」

カオリ所長「私だって飲みたいわよ。飲みたいとか飲みたくないの問題じゃなくて、スムージーって、面倒臭いじゃない。ジューサーの電源コードをつないで、セットして、飲み終わったら部品を分解して洗って……。忙しい朝には向いてないと思うわ」

マコトさん「た、確かに……」

ユミエさん「さすがカオリ所長、目の付けどころが違うわね。でも安心して!」

コンパクトなボディーの手動式ジューサー。色は赤と白の2色
コンパクトなボディーの手動式ジューサー。色は赤と白の2色

ユミエさん「『フルーツスムージーメーカー』は手動式ジューサーで、パーツはグラスとシャフト付きの蓋のふたつだけ。作ったらそのまま飲めちゃうから簡単だし、洗い物も少なくて済むのよ。忙しい朝にぴったりでしょ?」

エリちゃん「どうやって作るんですか? こんなにシンプルな作りなのに、本当にジュースになるの?」

ユミエさん「じゃあ、実際にやってみましょう!」