「私を生んでくれてありがとう……でもね」(10歳娘)

 東京都練馬区に住む、10歳女子のママ、DUALネーム・アラフォー万歳さんはこう語ります。

アラフォー万歳さん(以後、敬称略) 母の日に「お友達と一緒にクッキーを作る」と言って出かけていったので、「母の日の贈り物か」と期待して待っていたら、自分でおいしそうに食べていただけで、がっかり。紛らわしいんですよね!(苦笑)。10歳になるとこうもさめてるのかと思っていたら、どうやら私がお風呂に入っている間に、母の日に気づいた夫が娘に手紙を書かせたもようで……。

―― パパ、グッジョブですね。

アラフォー万歳 娘から「ママ、誕生日だからお手紙あげる」と渡されました。「誕生日じゃなくて、母の日だからでしょ」と突っ込みつつ開いてみると、「いつも洗濯や料理を作ってくれてありがとう」という書き出しにウルウル。続いて「〇〇が大人になっても長生きしてね」に爆笑。もはや敬老の日モードか、と。

 それでも最後に「〇〇を生んでくれてありがとう」とあって、またウルウル。

―― その一言、グッときますよね。

アラフォー万歳 よかった、私の子育ては間違ってなかったかもと一安心したところで、一番下に「見ちゃだめ」とシールで隠されている部分があることに気づきました。そこを開いてがくぜん。「P.S. いつもうるさいです!」という一言が!

―― えええーーーー!

アラフォー万歳 一番伝えたい本心はこれだったか、と(苦笑)。母の日に猛省させられた手紙を毎日カバンに入れて、仕事に行ってます。

10歳娘からの衝撃の一言!
10歳娘からの衝撃の一言!

(取材・文/日経DUAL編集部 小田舞子)