逆上がりだけのレッスンはいつも人気
体育が苦手な子の指導に定評のある「スタートライン」。この塾の指導法を体験する連載、最終回となる3回目は「逆上がり」です。
「逆上がりだけを2時間練習するレッスンもありますが、いつも多くの子が来ます。それだけ苦手な子が多い種目ですね」
こう語るのはスタートラインの大岡元さん。さっそく生徒役の息子も挑戦です。
するとご覧のようにできません。すかさず先生は、鉄棒の持ち方と立つ位置にアドバイスをくれました。
「逆上がりするときの手は、逆手にしよう。つまり鉄棒の下側から握ります。そして大切なのが足の位置。踏み込む足は、鉄棒より前に置きます」
この指示通りの姿勢がこの写真。利き足が右の息子は、右足が後ろ、左足が前。これが逆上がりに挑戦するための基本姿勢です。
そして、力を入れる順番を教わります。
「まず後ろに置いた足を上に蹴り上げ、続いて踏み込み足を上げて、最後に手に力を入れて回るんです」
つまり「右足、左足、手」の順に力を入れていくのです。