ワーキングマザー(以下、ワーママ)が転職する場合、一般的に年収は上がることが多いのでしょうか、それとも下がることが多いのでしょうか。ワーママの転職ノウハウを全9回にわたってお届けするこの特集。今回は、一般的なワーママの転職による年収の変化傾向に加えて、実際に人材紹介会社を通して転職したワーママの年収変化の実例をお伝えします。

【ワーママ転職特集】
第1回 ワーママの8割が「転職を考えたことがある」
第2回 ママであることは、やっぱり転職に不利?
第3回 ワーママが転職活動をするときの「心得」とは?
第4回 転職に「成功」するワーママはここが違う!
第5回 転職に「失敗」するワーママがはまりがちな落とし穴
第6回 ワーママの年収は転職で上がるか? 下がるか?
第7回  座談会「転職上手なワーママ3人」の本音
第8回 座談会「転職に失敗したワーママ3人」からの教訓
第9回 ワーママ転職 子どもの有無を履歴書に書くべきか?

<目次>
●年収は下がるように見えるが……
●ワーママの年収アップ・ダウン実例リスト
●30代の転職ワーママの年収希望額とは?
●出産を機に雇用形態を変更されるのは「違法」
●10年後は「ワーママが当たり前」になる

時間当たりで見ると、収入はそれほど変わらない


株式会社KEY ROLE代表取締役の兼吉ともこさん

 「子どもが小さい間のワーママ転職では、年収が下がることが多いです」と、キャリア女性のための会員制転職サービスLiBz CAREER(リブズキャリア)を運営している、株式会社リブ代表取締役の松本洋介さんも、人材紹介や転職紹介を行う株式会社KEY ROLE代表取締役の兼吉ともこさんも口をそろえます。

 ただし「育児との両立を目的に、労働時間を軽減するための転職が多いので、年収は下がるように見えるけれど、時間当たりの収入として考えるとそれほど変わっていないはずです」と松本さん。「一年間時短で働き、その後フルタイムにする方は、転職前と転職後のフルタイムの年収を比較した場合、少し上がっているというケースもあります」(松本さん)。

 DUAL読者のワーママを対象にしたアンケートでは、ワーママとして転職して年収が上がった人は全体の45.2%で、年収が下がった人の35.7%よりも約10ポイント多いことが分かっています。
(アンケートについては、記事「ワーママの8割が『転職を考えたことがある』」「ママであることは、やっぱり転職に不利?」を参照)

 ただし、年収が上がった場合も下がった場合も増減の幅は100万円未満という人が最多。「ワーママ」とひとくくりにしても、収入には本人の希望以外にも年齢やスキル、勤務時間や仕事の難易度など、様々な要因が影響するため、「ワーママは子育てに軸足を置くために、年収を下げてもよいと考える傾向にある」と一概には言えないようです。

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