「ワーママダイエット特集」4・5回目に登場するのは、予約が取れないダイエットコーチとして人気のEICOさん。自らも20kg以上のダイエットに成功し、2005年準ミス日本を受賞。数多くのママ達のダイエットの相談に乗ってきたEICOさんが、ワーママが無理なく実践できるダイエット法を教えてくれます。

ダイエット特集4本目の今回は、ダイエット成功のカギを握る、モチベーション維持のコツを紹介。読むだけでなんだかダイエットがしたくなる、目からウロコのアドバイスが満載です。

【ママ達のダイエット/やっぱりビキニが着たい!】
第1回 産後に痩せる人、痩せない人、何が違うのか?
第2回 ママ達がハマる、痩せられなくなる食べ方のワナ
第3回 ママの悩みに一問一答! これが痩せる食生活だ
第4回 ストレス食いの裏にあるママ達の悪循環思考
第5回 頑張らずにできる「ながら痩せ」10のアイディア
第6回 ダイエット成功ママ達の「ちょっとした」秘訣

<この記事の目次>
・30~40代のママ世代は最も太りやすい
・ワーママは外見への意識が次第に薄れる
・自分がキレイでいることを諦めていませんか
・ダイエットは自分に優しくする時間
・ストレス食いに隠された悪循環思考とは?
・空腹感は4種類ある

30~40代のワーママ世代は最も太りやすい時期

 こんにちは。ダイエットコーチのEICOです。

 ワーママのみなさんはダイエットをしたいと思っていますか? 痩せたいと思ってはいても「そんなことを考える余裕がない」「自分の時間がなくてできない」という人もいるかもしれません。

 実は、30~40代のママ世代は、人生のなかでも太りやすい時期。産後の体形変化や年齢的な代謝の低下もありますが、ダイエットのモチベーションを維持するのが最も難しい年代だからです。

 20代で独身だったころは、「痩せて彼氏に振り向いてもらいたい」とか、「友達と比べて太っているから」というように、ダイエットのベクトルが外に向けられています。

 家庭を持ち、子どもを持ったママはこうした意識が低くなるため、ダイエットのモチベーションが下がって当然なのです。しかも、30〜40代以降はコミュニケーション能力や人間力といった内面の魅力で評価される傾向があるため、外見への意識は次第に薄れてきます。

 では、どんなモチベーションにシフトチェンジすればいいのでしょうか。

 30~40代のダイエットのモチベーションは、「自分のためにキレイでいること」です。

自分がキレイでいることを諦めていませんか

 「自分のためにキレイでいること」とは何でしょうか? それは「自分を諦めないこと」。

 ストイックに美魔女を目指すということではなく、ダイエットの着地点としては、「自分の好きな服を着て、自分に自信を持つこと。体形を理由にできないと思っていることを減らすこと」だと思います。

 一般的に「ダイエットとはつらいもの」と考える人が多く、面倒になって後回しにしがち。でも、「自分に自信を持つためのもの」「人生を豊かにするもの」「生活習慣を変えるもの」と考えると長く続きやすいのです。

 では、ワーママはどうすればダイエットへのモチベーションを上げられるのでしょう。