操作はとても簡単!
操作はとても簡単だ。まずは本体天面にある操作ガイド(モードの説明と調理時間の目安)を確認しよう。前面左側にモードダイヤル、右側にタイマーダイヤルが備えられている。最初に調理モードを選び、タイマーダイヤルを回して調理時間を設定すると調理がスタートする。
調理モードは左から「トースト」「チーズトースト」「フランスパン」「クロワッサン」の4つの自動調理モードが順番に並ぶ。その右側には通常のトースターとして使える300W、600W、1300Wの「クラシック」モードも搭載している。自動モードは水を入れることでスチームが出るようになっているが、クラシックモードでは水を入れてもスチーム機能は動作しないとのことだ。
まずはトーストモードを使ってみることにしよう。トーストの調理時間は2分半~3分半(冷凍の場合は+1分程度)が目安となっている。トーストにバターを塗ってセットし、上部に水を入れてタイマーをセットしたら調理が始まる。
バルミューダ・ザ・トースターの特徴的なところは、時間を追うごとにヒーターがついたり消えたり、せわしなく動作することだ。庫内を見ていると、赤くなったり暗くなったり、絶えず変化しているのが分かる。これは庫内の温度を検知し、秒単位で細かく温度制御をしているためだ。
最初は明るくなったり暗くなったりをゆっくりと繰り返しながら、最後の1分で一気に赤くなって(ヒーターを全開にして)焼き上げる。この1分でみるみると焼き目が付いていくのが見ていて面白い。
出来上がりはほんのりと焼き目が付いていて食欲をそそる。食べてみると、確かに外はパリパリ、中はしっとりと仕上がっている。
ここで感じたのは、同じパンでも8枚切りよりは6枚切り、5枚切りなど厚手のパンのほうがおいしく仕上がるだろうということ。薄いパンほど中のふわっと仕上がる部分が少ないので、一般的なトースターとの違いがそれほど大きく出ないように感じた。