<この記事の目次>
・「ワーママあるある」 こんな食べ方していませんか?
・そもそも、ワーママが太ってしまうのはなぜ?
・NGな食べ方を簡単に改善! 適正な量のはかり方
・ミネラルの宝庫、乾物をすすめるワケと活用法
・バランスが良い食事にする簡単な方法があった!
「ワーママあるある」 こんな食べ方していませんか?
「ワーママダイエット特集」2回目のテーマは「食べ方」です。自由な時間がほとんど取れないワーママが、今の生活に追加して新たに何かに取り組むのは難しいですよね。すると、必然的に変えられるのは「三食の食べ方」。1回目で紹介したアンケートを見ると、ワーママの食べ方の傾向が見えてきました。
「疲れているときは自分へのご褒美デザートを食べてしまう。産前に比べて、かなり早食いになってしまった」(40歳/公務員/その他)
「なるべく夜は軽めにしているが、子どもと食べているものが違うと食育上良くないので、結局子どもと同じものを食べてしまう」(40歳/放送・広告・出版・マスコミ/企画・調査・マーケティング)
「営業職でランチは常に外食のため、カロリー制限しにくい」(32歳/食品・医薬・化粧品/営業・販売)
「子どもの食べ残しを捨てるのが嫌でつい食べてしまう。結果食べ過ぎになる」(36歳・ソフトウェア・情報処理)
上記は、誰もが思い当たる“ワーママあるある”の食べ方ではないでしょうか。
今回は、管理栄養士がマンツーマンで個別指導する人気のダイエットプログラム「クックパッド ダイエット」の人気トレーナー、石田美枝さんが、ワーママが陥りやすい間違った食べ方をズバリ指摘。子どもの栄養バランスも整い、自分も自然と痩せられる食事のコツを解説していただきます。 <基本編> <実践編>の2本でお届けします。
そもそも、ワーママが太ってしまうのはなぜ?
「食事で痩せよう」と考えたとき、多くの人は「カロリー計算をしなければ」とか「ヘルシーメニューを別に作らないと」と考えてしまいます。仕事から帰って、家族の食事を用意するだけで精いっぱいなのに、そんなことできません!
知ってもらいたいのは、「食事は体をつくるもの。おなかを満たすものではない」ということ。あなたの体に入れた“材料”が、あなたの体をつくります。そして、子どもの栄養バランスも整い、夫のメタボ対策にもなり、なおかつ自分も痩せていく食事を選択していきましょう。
そもそもワーママが痩せられない(太ってしまう)のはなぜでしょうか? 年齢とともに落ちる基礎代謝や、産後の影響もありますが、食べ方が大きく関わっています。それは…