「育休から復帰したけれど、以前と同じように仕事を続けていくのが大変」「子どもがいてもキャリアアップしたい」「育児に軸足を置いて、もう少し勤務時間が短い仕事をしたい」――DUAL世代なら、様々な理由から、一度は“転職”が頭をよぎったことがあるのではないでしょうか。とはいっても、出産前のようにフットワーク軽くとはいかないもの。では、ワーママが転職する際に何か秘訣はあるのでしょうか。ワーママの転職ノウハウを全9回にわたってお届けするこの特集。DUAL読者のアンケート結果を紹介した第1回「ワーママの8割が『転職を考えたことがある』」、第2回「ママであることは、やっぱり転職に不利?」に引き続き、今回はワーママ転職の「心得」についてお伝えします。

【ワーママ転職特集】
第1回 ワーママの8割が「転職を考えたことがある」
第2回 ママであることは、やっぱり転職に不利?
第3回 ワーママが転職活動をするときの「心得」とは?
第4回 転職に「成功」するワーママはここが違う!
第5回 転職に「失敗」するワーママがはまりがちな落とし穴
第6回 ワーママの年収は転職で上がるか? 下がるか?
第7回 座談会「転職上手なワーママ3人」の本音
第8回 座談会「転職に失敗したワーママ3人」からの教訓
第9回 ワーママ転職 子どもの有無を履歴書に書くべきか?

<目次>
●ママの転職が「離婚騒動」につながることも
●「もう少し続けていれば、昇格したのに」と言われるケースも
●試用期間を経て、正社員に登用される制度って?
●「ワーママが働きやすい企業」リスト
●特に今、需要が高まっている職種とは?
●より採用されやすい応募の仕方がある

ワーママの転職は「家族全体の問題」として捉えて

株式会社リブ代表取締役の松本洋介さん
株式会社リブ代表取締役の松本洋介さん

 ワーママの転職について大前提として考えておきたいのが、本人だけの問題ではなく、「家族全体の問題」として捉える必要があるということ。勤務先や勤務地、勤務時間、業務内容などが変わると、保育園の送迎やお迎え以降の育児に夫や両親などのヘルプが必要になるなど、家族にも変化に対応してもらう必要があるからです。もちろん子どもも生活スタイルの変化に敏感になります。

 「転職する前に、まず家族とじっくり相談して理解を得ることが大切です。転職によって奥さんがどのような働き方になり、いつどんなときにヘルプが必要になるかを、旦那さんも知っておく必要があります」と語るのは、キャリア女性のための会員制転職サービスLiBz CAREER(リブズキャリア)を運営している、株式会社リブ代表取締役の松本洋介さん。

 転職活動の前に家族と話し合う重要性を、人材紹介や転職紹介を行う株式会社KEY ROLE代表取締役の兼吉ともこさんも指摘します。

 「夫婦で相談せず、夫は『妻は派遣社員でもよい』と思っているのに、本人は『正社員がいい』とこだわったまま転職活動が長引き、離婚問題に発展したケースもあります。家事や育児の分担も変わることも多いので、夫婦でよく話し合っておく必要があるでしょう」

次ページから読める内容

  • 一人で転職を決めるのは危険
  • 「派遣→正社員」は厳しいけれど、「紹介予定派遣」を使う手も
  • 中小企業のほうが、ワーママが働きやすい土壌がある
  • ワーママが転職しやすい「職種」のタイプは2つある
  • 人材紹介会社は大手と中小を併用し、自己応募もすべし
  • 面談は、土曜日のほか、会社の昼休みに近くでできることも

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