必見！ 「参観日」に困らない パパのジャケット術

胸元とウエストのちら見せでインナーのTシャツを最大限生かす

　今度は、下のようなカジュアルスタイルを仕上げてみました。普段着ている青いカットソーの下に首回りが詰まり過ぎていないTシャツをインナーとして活用。胸元は2～3cm、ウエスト裾は3～4cm出すのがポイント。

　さて、このカジュアルコーデに紺のソフトジャケットを投入！　オフィスカジュアルにもオフの日にも使える万能な紺のジャケットは持っておくと便利なアイテムの一つなんです。ストレッチ素材のものだと着心地はさらに二重マル！　袖は無造作に折り返して、抜け感を作ります。

　このスタイルなら、ちょっとしたお呼ばれやホームパーティなどでも大活躍ですね！ 参観日にもおススメです。

男性のファッションは3色以上使わないのが鉄則！

　女性は色を巧みに使って肌のトーンを上げたり、華やかに見せたりすることがありますが、男性のファッションでは、3色以上使わないのが鉄則。オフの洋服となるとつい、カラフルに走ろうとしてしまう方は要注意！ 色を使いすぎると、なんだか“お祭りのように面白く”仕上がってしまうのです。今回、アドバイスしたスタイリングもすべて3色以内に収まっています。

　ダボダボファッションのBeforeから、手持ちのアイテムを活用しながらこんなにも変わったDUALパパ。

　今回変身を遂げたKさんは最後にうれしい感想を伝えてくれました！
　「服に興味がないということを言い訳にして、ファッションに気を使うことを避けてきていた気がします。工夫一つで同じアイテムも見え方が違う。意識したことのないものを意識できるようになって世界が広がった感じですね。なんだか自信もついて、たとえマンションの理事会でも“ちゃんと服を着て”出かけると気合が入る。意見を言うときも勇気が出る気がしました。家族と出かけるのが楽しくなりました」

■前編はこちら！ 「足首を出したら、パパがカッコ良くなった！」

（写真・文／日経DUAL編集部 長野洋子）