ここまでは直線的な風を届ける「サーキュレーター」としての使用でしたが、「扇風機」として使うこともできます。
 「風量ボタン」を約2秒長押しすると、「1/fゆらぎ」運転になり、1~5段階のすべての風量において、きめ細かな強弱の変化がついた風にすることができます。
 なんと、信州の蓼科高原に吹く風を計測し、風速や強弱のリズムなど、緻密なデータを採取・分析し、自然に近い風を実現しているんだそうです!

 「ブワー!」っと吹いたかと思うと止まったり、またそよそよと吹いたり……。
 体が冷えなくていいですね。
 寝室に置いて、真夏の就寝時や、日中の子どものお昼寝に便利です。

危なくない扇風機は、幼児のいる家庭に必須。お手入れ簡単もうれしい

 なんといっても、1歳児を子育て中の親としては、羽根がないのが魅力です!
 わが家では、扇風機カバーのすき間に子どもが指を入れてしまい、救急病院に駆けこんだことがあります(涙)。
 レースのカバーなどをかぶせて予防していても、ちょっとしたすき間から指を入れてしまうんですよね、子どもって……。

 従来の扇風機ですと高さがあるので、赤ちゃんが倒さないか? という心配もありますが、「Q」には高さがなく、子どもの手の届かない少し高い位置にも置けるので安心です。

 また、お手入れがしやすいのも魅力です。
 サーキュレーターの中には、数千円で買える安い製品もありますが、羽根の周りにホコリがびっしりとたまっても、取りはずしができないものが多く、掃除ができなくて……結局、使い捨てになってしまうんですよね。
 その点、「Q」は羽根が露出しておらず、ホコリは背面のフィルターにひっかかるので、お掃除がラク。フィルターは、はずして水洗いができるので清潔です。

 コンパクトで持ち運びしやすいので、浴室乾燥のないわが家では、お風呂場に持ちこんで、洗濯物を乾かすのにも便利でした。

 カラーは、今回お試しした「クリスタルレッド」の他に、「シャンパンゴールド」「パールホワイト」の3色展開。

父: サーキュレーターって真っ黒で、いかにも工業製品! って感じがして、買う気にならなかったんだけど……これは、インテリアとしてもオシャレでいいね。会社でも机の上に置いて重宝しそうだね。