操作ボタンは、3つだけ。
 右の「運転 入/切ボタン」で電源を入れ……
 真ん中の「風量ボタン」で、風量を5段階で調節します。
 左の「タイマーボタン」で、1時間・3時間後にタイマーをセットすることができます。
 シンプルで使いやすいです!

 背面には、ポツポツと穴のあいた「吸気口」があり、内部にはフィルターが入っています。
 この「吸気口」から空気を取りこみ、その空気が「ターボファン」により高圧化されて、高風速の「噴出気流」となって送りだされます。

 「噴出気流」は、中央の大きな穴をぐるりと縁取る、細いすき間から送りだされるのですが……
 外側にあいている6つの穴から、まわりの空気を吸入・誘引することにより、その風量を約7倍にまで増幅させるんだそうです!

 この独自の「誘引気流構造」の特性を発揮するために、ボール形状になっているとのこと。
 デザイン先行ではなく、必然的な形というわけです。

 では実際、どれだけパワフルな風なのか?
 吹出口を上に向け、5段階のうちの最も強い「5」で運転してみると……
 なんと、紙風船を天井まで飛ばしました!
 この小さい本体からは想像もできないほどの、パワフルな風が出ているのがわかります。

やさしい風の扇風機、パワフルな風のサーキュレーター、小さくても二役

 実家のリビングで使ってみると……

息子: ママ~! これ、なぁに? サッカーボール?

父: てっきり、おしゃれなスピーカーかと思った!

 と驚きの表情。

 11畳のリビングで最大風力「5」で運転してみると……私が写真を撮っているこの位置(2.8mほど)まで、安定した風が届きました。

父: 風を当てたい向きを細かく変えられるのがいいね。

息子: すずしいねぇ~!

 直接風に当たらなくても、部屋全体が涼しくなり、空気が撹拌されているのを感じます。