小学校に上がると親子関係はあっという間に次のステージへ。10代前半から始まる“思春期”も子育ての大きなテーマ。「いつかは来る、わが子の思春期」を上手に乗り切るために、知っておきたい親子のコミュニケーションのポイントを探る連載「ついにわが家に思春期が訪れた」。5回目の今回は「思春期の始まりに親はどう接するべきか」についてお届けします。

ターニングポイントは小3~4年の塾デビュー

第1回の記事「思春期の『父の下着と別洗い』が起きない家族の秘訣」でも述べたとおり、コミュニケーションのポイントとなるのは、親が積極的に“受け身”となって「子どもの話を聞く」という姿勢だが、「特に父親はその意識を強く持ってほしい」と昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員の臼田明子さんは言う。

 「思春期に向けて、親子の関係性に変化が生じるターニングポイントは小学校3~4年ごろ。首都圏では“塾デビュー”が始まるころです。子どもは、学校とは一味違った学習法に触れ、新しい刺激を受けてきます。

イメージ写真(撮影者 吉村永)
イメージ写真(撮影者 吉村永)

 ここでお父さんがついやってしまうのが、『よし、俺が勉強を見てやるぞ!』と張り切り過ぎるパターン。『パパ、すごーい』と尊敬されたいという気持ちが働くのかもしれませんが、残念ながら教科書の内容は20年前とかなり変わっていますし、学校や塾の先生の教え方も日々進化しています。無防備に手を出すと、かえって『パパの教え方はよく分からないし、古臭い』なんて子どもを落胆させてしまうこともあるのです」

 お父さんはちょっと切ない気持ちになってしまうが、このアドバイスは、臼田さんが行った首都圏の100名弱の中高生への聞き取り調査に基づくものである。

次ページから読める内容

  • 子ども達が知りたいのは過去の武勇伝ではない
  • 子どもから相談されたときに問われる親の姿
  • 勝負どころで手を抜かない姿勢と環境設定
  • 受験校選びは子どもの気持ちを主軸にして

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