何があっても会社を辞めたらいけない。仕事は自分を成長させる

 今、私が女性社員に強く言っているのが「結婚しようがしまいが、子どもがいようがいまいが、絶対に会社を辞めたらあかん」ということです。仕事というのは誰にとっても、人生そのものに大きなプラスとなって自分を成長させるものです。女性にとってはまだまだハンディがある世の中ですが、「そのハンディを乗り越えるために相応の努力をせないかんよ」と言っています。そして、何があってもへこたれないでほしいのです。「上昇志向を持って、自分の能力を磨いてほしい」と伝えています。

 女性活躍支援に取り組む会社は多いですが、一番重要なのは「本気度」です。

 当社がもし他社と何かで差別化できるとしたら、本気度の違いでしょう。女性も男性もベテランも若手も、すべての社員がモチベーション高く、そしてロイヤルティ高く働ける環境を整えたい。当社は職場環境の整備、待遇の改善、雇用の延長など、社員のモチベーションを高めることは何でもやります。良いと思ったらまずやってみる。強い信念をもって取り組むことが大切なのです。

 社員にとって、昨日より今日、今日より明日を充実したものとするために、会社が試行錯誤を繰り返し、努力をし続けることが重要です。社員は会社の姿勢をよく見ていて、会社の本気度は必ず伝わります。会社の本気度は、今は分かりづらかったとしても、何十年も経てば必ず成果につながるのです。

* 次回は、セミナーに参加した経営者から寄せられた質問に対する鈴木会長の回答をお伝えします。

(ライター/西山美紀)