共働きで子育て中のDUAL世帯の夫、名言ハンター大山くまおさんが、「まったくやったことがない」という料理に挑戦するこの企画。
「子どもが女の子の場合、お年頃になった時、お父さんは突然捨てられます。でも、お父さんに作ってもらった料理の記憶は、案外残るもの。料理しなかったお父さんと、料理してきたお父さんは、すごく差が出てきます」
──料理家の本田明子さんにそう言われてその気になった大山さんが、父と娘ともに大好きだといううどん作りに挑戦します。

娘が大好きなうどんを作ってみる

 共働きのDUAL世帯にもかかわらず、まったく料理ができないライターの大山くまおが、料理家の本田明子さんに料理を習ってしまおうという企画がいよいよ始まりました(なぜ始まったのかという経緯は前回「料理をしたことがないパパが娘のために料理に挑戦」をお読みください)。

本田明子さんと大山くまお。笑顔を装うが、大山の表情に余裕がない。
本田明子さんと大山くまお。笑顔を装うが、大山の表情に余裕がない。

 第1回は、大山のリクエストで「うどん」です。僕自身もうどんは好きですが、何より3歳の娘が大のうどん好きなのです。チャッチャと手早くおいしいうどんを作って、妻と娘から尊敬されたい……。おお、がぜん、やる気が出てきましたよ!

 一つの料理を作るうえで、大事なポイントは一つか二つしかないと前回のインタビューでおっしゃっていた本田さん。うどんに関して大事なのは、一にも二にも「だし汁を取る」こと。ここをしっかりとクリアすれば、おいしいうどんは簡単にできるのです。

 今回は「とりうどん」と「肉うどん」に挑戦します。まずは「とりうどん」のレシピから。

とりうどん

=材料(2人分)=
ゆでうどん 2人分

上にのせる具
●鶏もも肉 1/2枚(150gくらい)
        塩 小さじ1/4
●長葱 10cm
●なると薄切り 4枚
●ゆでた絹さや 6枚

かけつゆ
●だし汁 3.5カップ(700ml)
●調味料
  酒 大さじ1
  みりん 大さじ2
  薄口醤油 大さじ2

=下ごしらえ=
●だしをとる。
●絹さやは筋を取り、さっとゆでる。
●なるとは薄切りにする。
●長葱は斜め薄切りにする。
●鶏肉はひと口大に切り、塩をまぶしておく。

=作り方=
1.だし汁を火にかけ、フツフツしてきたら鶏肉を入れ3分くらい煮る。
2.酒、みりん、薄口醤油を加え味を調え、うどんを入れる。
3.袋の表示どおりの時間ゆでて、うどんを丼に盛り付ける。
4.3のつゆに葱を入れてサッと煮る。
5.うどんの上に鶏肉、葱、なると、絹さやを盛り付け、つゆを注ぐ。
※大人は七味唐辛子を振るとおいしい。

 さっそく本田さんからいただいたメモを持って買い物に行きます。

 まぁ、いくら僕が料理しないからといって、買い物ぐらいワケありませんよ。……と思って、意気揚々と買ってきた材料をテーブルに並べてみたところ、本田先生の目がキラリと光りました。

 「さっそく間違ってますねぇ」

 えっ! 間違ってる?

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  • かつおぶしってコレじゃないの?
  • 「ひとつかみ」と「ひとつまみ」に迷う
  • とりうどん完成。さて味は?
  • だし汁さえあれば肉うどんも簡単

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