大人向けの料理や空間を子どもと一緒でも楽しめる「キッズデー」が、都心の高級レストランを中心に増えています。平日ではなく、週末や祝日に開催されるところが多いのが魅力。平日は忙しいDUAL世帯でも無理なく利用できるからです。今回紹介する東京駅に近い丸ビル35階の「サンス・エ・サヴール」は、こうしたキッズデーをいち早く取り入れたレストラン。子どもと一緒に洗練された非日常空間で南仏の名店の味を楽しむひとときはいかが?

高層ビル群を見渡しながら家族との時間を楽しむ

お子様ウェルカムデーには食前酒1杯が含まれる。35階からの眺めを堪能しながら家族で乾杯!
お子様ウェルカムデーには食前酒1杯が含まれる。35階からの眺めを堪能しながら家族で乾杯!

 南仏モンペリエにある「ル・ジャルダン・デ・サンス」。約20年にわたり、モダン・キュイジーヌの先鋒としてミシュランの星が輝き続けている名店だ。世界中のグルメの間でも一目置かれるこの店の味を東京でも楽しめるのが、東京・丸の内の「サンス・エ・サヴール」だ。

 店内に足を踏み入れた途端、「うわぁ」とため息がこぼれた。テーブル席に着いて辺りを見渡せば、大きく取られた窓から望む近隣の高層ビルがぐっとこちらに迫ってくる。広い空の向こうには東京タワーやお台場、新宿の高層ビル群などの眺め。店内に目を移すと、華やかなフラワーアレンジメントに彩られたシンプルモダンの洗練された空間がすっと背筋を伸ばしてくれる。

 そんな都会的な大人レストランがキッズデーを始めたのは約7年前。まだハイエンドなレストランのほとんどが「子ども不可」だったころだという。始めることになったきっかけを支配人の窪田勝利さんに伺った。

大人メニューから「小さな帆立貝とアスパラガスのグリエ 旬の菊芋のピュレ ローマ風焼きニョッキ ジュー・ド・ヴィアンドとトリュフの香りを添えて」。見た目も味も躍動感にあふれる
大人メニューから「小さな帆立貝とアスパラガスのグリエ 旬の菊芋のピュレ ローマ風焼きニョッキ ジュー・ド・ヴィアンドとトリュフの香りを添えて」。見た目も味も躍動感にあふれる

オフホワイトを基調にした店内に、カラフルな色を施した天井、テーブルには紫の花が一輪。上品でいてコンテンポラリーな雰囲気
オフホワイトを基調にした店内に、カラフルな色を施した天井、テーブルには紫の花が一輪。上品でいてコンテンポラリーな雰囲気

次ページから読める内容

  • 客からのリクエストにシェフやスタッフが共鳴
  • 食育やサービス体験など子どもを飽きさせない工夫
  • 子どもメニューにも星獲得のシグネチャーディッシュ
  • リピーターが多く、キッズも「また来るよ~」

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