首都圏の乳幼児ママに人気のレストラン検索サイト「東京こども星★レストラン」。子連れ歓迎のおいしいレストランやすてきな美容室がエリア別にたくさん掲載されています。「子連れで行けるおいしいレストランを探すのが大変」だと実感してこのサイトを作った今西敦子さんは二児のママ。去年、東京での仕事を続けつつ山梨へ移住するという選択をしました。住環境でのデュアルライフ――。最近は耳にすることも増えましたが、共働きでどうやって……? 気になる新生活の様子を聞きました。

インタビューを動画でご覧いただけます(約4分)

東京・港区から縁もゆかりもない山梨県へ

藤村 昨年末、「山梨へ移住します!」と聞いたときは突然だったので驚きましたが、家族での移住を決意したきっかけは何だったのでしょうか?

今西さん(以下、敬称略) 5歳の長男と3歳の長女がいるのですが、一番の理由は子ども達の健康でした。3歳の娘がアトピーで、ひどいときには皮膚が象の皮膚のようになってしまって。息子のほうもぜんそくでもないのにせきがなかなか止まらないという日々が続いていましたし、母親としては子ども達の体調が気になっていたんです。

 でも、遠方への引っ越しとなると、小学校に入学した後になると子ども達の環境を大きく変えることになるので勇気が要ります。やはり動くなら小学校入学前しかないと感じていました。

 「もしかして水と空気がきれいな所に行ったら、この子達の健康状態も良くなるのかもしれない」……。そんな気持ちから、いつかは移住を試してみたいと思っていたんです。でも、ボーッと考えているだけだと子ども達はあっという間に小学生になってしまう。

 もし新しい環境が体に合わなければまた都心に戻ってくればいい……。そう決めて山梨への移住を実行したのは、長男が年中さんのときでした。

―― そもそも地方に移住するというイメージは以前から持っていたのでしょうか? 例えば、田舎暮らしに憧れていたとか……。

今西 私自身が和歌山県の田舎出身で大自然の中で育ってきたので「自分が幼いころに過ごしたのと同じような自然環境の中で子どもを育てられたらいいな」という気持ちは、最初からどこかにあったような気がします。

 でもその一方で都会で子育てをするメリットも感じていました。例えば私達家族が以前住んでいた港区では、周囲に外国人のお子さんもたくさんいましたし、幼稚園も保育園も習い事も色々な種類があって、子どもの選択肢が広がっていくことを実感していました。「どっちがいいかなぁ」と悩んでいる間に気づいたら長男が4歳に。もう小学校入学が見えてきたので、意を決して引っ越し先の物件を見に行ったのを覚えています。


レストラン検索サイト「東京こども星★レストラン」を運営する今西敦子さん

次ページから読める内容

  • 父子は山梨、ママは山梨&東京のデュアルライフに
  • 子ども達はアトピーが治り、「富士山の近くにいたい」と言うように
  • 子ども達とメーンで生活する夫に感謝 「気になることがあっても言わない」
  • すぐに行けない距離にいることに不安を感じることもある
  • 私は専業主婦にはなれない。働いている姿を子ども達に見ていてほしい

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