Q.ダメ!を発するタイミングに迷います
A.意識して「ダメ!」を止められないのはあたりまえ。母親の本能の勘みたいなものだから、何をダメと捉えるかもお母さんそれぞれの個性よ。
────今回は、「ダメの良きタイミングはあるのか」についてです。
「ダメ!」って思わず出てしまうものでしょう。意識して「ダメよ」なんて言っている暇はない。お母さんの勘みたいなもの。気づいたときにはもう出ちゃったあとだから、仕方ないですよ。いつも理性的になんて、やっていられないもの(笑)。
いいのよ、いいのよ。子どもを守ろうとするお母さんの愛情表現でしょ。お母さんは、子育てに一所懸命で夢中なのよね。
────「ダメ!」って言葉って、強いしきつい印象があるじゃないですか。私もつい息子に声を張り上げてしまいます。
ダメ、の言い方にもよるでしょう。大声で短い「ダメ!」と、ゆったり落ち着いての「だーめ」では全然違うもの。お母さんの性格によるところも大きいでしょう。細かいところまで目を光らせるお母さんもいれば、子どもが何をやってもニコニコしてわれ関せずとしたお母さんもいる。
どういう状況を「ダメ」と判断するかも含めて、それぞれのお母さんの個性です。そのお母さんなりの基準とやり方でいいんじゃないかしら。
────お母さんの個性。そう言ってもらえるとホッとしました。声を張り上げた直後に反省することも多いので。
口に出したあと、お母さん自身が「今の叱り方はどうだったかな」と反省するのはいいことだと思いますよ。反省できるのは自覚しているわけだから、何も心配しなくて大丈夫。