住宅リフォームコンサルタント・一級建築士のYuuさんに聞く、子どもの成長に合わせた子ども部屋づくりのためのコツ。今回の記事では、子どもにとってより良い環境をつくるレイアウト変更のアイデアを伺いました。きょうだいで部屋を分ける方法から、勉強しやすい部屋をつくるテクニックまで。それほど大掛かりな工事も無しでできる、トライしやすいプランを紹介します。

<目次>
●部屋をきょうだいで共有する間仕切り収納
●狭い部屋では場所を取るベッドをどうする?
●子ども部屋の孤立化を防ぐコツ
●勉強がはかどり、良く眠れる部屋にする秘訣
●重要視したい自然素材

間仕切り収納や省スペース家具で、部屋をきょうだいで共有

1)7.5畳以上なら、“可動間仕切り収納”で仕切る

 可動間仕切り収納とは、可動性を重視した、自分で簡単に移動できる収納家具のこと。これを用いれば、子どもの成長に合わせた柔軟な部屋づくりが可能になる、とYuuさん。

 「人の気配を感じられたほうが安心する年齡のうちは、空間を緩やかに分ける仕切りとして使う。プライバシーが必要になったら、壁代わりにして完全に部屋を分け、子どもが独立して家を出たら、壁に付けてスペースを広く使う…という具合に、自由自在にアレンジが利くのが可動間仕切り収納のいいところ。友達を呼ぶ日だけワンルームにすることだって可能です。ベッドと机を置くことを考えると、7.5畳以上の広さがある部屋に適しています」

 大切なのは、部屋を完全に仕切るときがきたら、それぞれが個室の機能を果たせるようにドアだけでなく照明も2つ設置すること。

 「どちらかの部屋を通って出入りしても問題ないようだったら、ドアは1つでいいかと思いますが、暗い部屋になってしまわないよう照明はそれぞれに付けてあげます。ドアも照明も後付けする工事が比較的簡単なので、必要になったときに足してあげれば大丈夫」

 ※写真は『ce-fit』(アクシス株式会社)の可動間仕切り収納。ハンドルを回すとキャスターが床に接地し、軽く押すだけで移動させることができる。固定時は床から天井までしっかり突っ張るので、地震にも強い

 次ページでは、ベッドを置く場所にも困るほどの狭い部屋を、快適な子ども部屋に変えるアイデアをお伝えします。

次ページから読める内容

  • 浮かす? しまう? ベッドを工夫
  • 「室内窓」で子ども部屋の孤立・密室化を防ぐ
  • 勉強がはかどり、良く眠れる部屋にするための秘訣
  • 自然素材を使い、健やかに暮らせる環境をつくる

続きは、日経xwoman有料会員の方がご覧いただけます

ログインはこちら
日経xwoman申し込み
もっと見る