「きょうだいで一つの部屋を使う」実施・検討している人多く

 実施・検討しているリフォームの内容は「和室・書斎など、別の目的で使用していた部屋を子ども部屋に改装した」が30.8%で最多でした。「子ども部屋に壁を入れて二つの部屋に分けた、もしくはレイアウトの工夫で二人が使えるようにした」が28.8%で続き、特に子どもが2人以上いる家庭では4割超があてはまりました。限られた間取りの中で、やりくりしている家庭が多いことが分かります。リフォーム経験者に絞ると同回答は32.4%でした。

 子ども部屋にしたり、することを検討したりしている部屋としては、「納戸・物置部屋」が27.9%でトップ。「ダイニング・リビング」(25.0%)、「お父さんの書斎・部屋」(16.3%)と続きました。「和室を子ども部屋に、新たな和室を設け子どもスペースに」といった、「玉突き型」のリフォームをしたという意見も挙がりました。リフォーム経験者では「納戸・物置部屋」が32.4%でした。

 家の広さでは71~80平方メートルが最多の26.0%。81~90平方メートルは12.5%でした。91~100平方メートル(15.4%)、101平方メートル以上(18.3%)と広めの家に住んでいる人もいましたが、61~70平方メートル(13.5%)、51~60平方メートル(9.6%)の家に子どもと住んでいる人が多いことも分かりました。間取りでは3K・3DK・3LDKが45.2%と最多でした。リフォームにかけた金額の平均値(経験者)は59万1838円でした。