子どもの成長に合わせて、子ども部屋をどのように変えればいいのだろう…。悩まれている方は多いかもしれません。勉強スペースだったり、プライベートな空間だったり、子ども部屋の役割は一つではなく、年齢によっても変わっていきます。思春期には、きょうだいで部屋を分ける必要も出てくるかもしれません。

 日経DUALでは「子ども部屋のレイアウト変更・収納術」に関する特集をスタートします。1回目の今回は読者の生の声を集めた「アンケート」の結果をお伝えします。

リフォーム時期「新年度」や「衣替えの時期」

 まず主テーマでもある「子どもの年齢に合わせて、子ども部屋のリフォームが必要だと思いますか」という質問には、74.0%が「必要である」と答えました。特に子どもが2人以上いる家庭では、77.6%が「必要である」と考えていました。一方、子ども部屋に関するリフォームやレイアウト変更の経験者は35.6%。「今はまだだけど、将来に向けて必要」と思っている家庭が多いことが分かりました。

 子ども部屋のリフォームをした時期/これから実施・検討する時期(複数回答可)では、「新年度」が57.1%と過半数を占めました。「衣替えの時期」が13.0%、「新年」が5.2%と続きました。「夏休み期間中、娘がいないとき」「新年度に入る前の3月ころが理想」などの意見もありました。リフォーム経験者に絞ると、新年度が48.4%、衣替えの時期が16.1%でした。

 それぞれの時期にリフォームをしたくなる理由としては

【新年度】
・成長に合わせて、家具を変更する必要があると思うから。
・子どもの進学・進級に合わせて環境を準備するため。
・学年が上がることをきっかけに環境を変えて成長を促したいから。
・学年が変わって、塾や習い事の資料類が増えるので。子どもに意識付けするのも学年の変わり目がちょうどいいと思うので。

【衣替えの時期】
・年度始め早々は、学校の環境変化だけでも本人の負担になるため避けたい。年末年始は多忙のため避けたい。
・新年度だと、その他の変化も多いので、落ち着くころにするのがいいかと思うため。

【新年】
・共働きのため、年末年始休みで家族でじっくり話し合うことができる。

といった回答が挙がりました。