コアハウスをリフォームして正しい姿勢をつくる手順
姿勢の悪いクセを正し、くずれた体型を変えていくためには、コアハウスのくずれをリフォームして、休眠状態のインナーマッスルを使えるようにしていかなくてはなりません。
では、いったいどうすればコアハウスをリフォームすることができるのでしょうか。
それには、次の手順をふむ必要があります。
前回までで述べましたが、姿勢が悪いと姿勢を支える筋肉「コアハウスのインナーマッスル」が硬くなったり、縮まったり、伸びたりして、うまく働けていない状態にあります。その状態で腹筋運動などの筋力トレーニングを一生懸命に行ってもむしろ逆効果……。お腹の筋肉のバランスがくずれて、むしろ姿勢は悪くなってしまうでしょう。
正しい姿勢をつくるためには(1)~(3)の手順をふんで、休眠状態の筋肉を目覚めさせ、正しく働けるように回復させていくのがもっとも確実な方法です。
より具体的に言うと、(1)では、縮んでしまった筋肉を伸ばすために、簡単なストレッチを行います。(2)では、呼吸法によって休眠状態のインナーマッスルを目覚めさせます。そして、(3)では、簡単なエクササイズを行って、休眠状態から目覚めた筋肉が〝使えるんだ〟ということを脳にインプットしていきます。
この3つの手順をふんだメニューを日々行っていけば、コアハウスのインナーマッスルが目覚め、正しく働けるようになります。コアハウスがリフォームされると着実にゆがみがとれて、正しい姿勢での体使いが身についていくようになり、ポッコリお腹も凹んで、ボディラインもすっきりしていくことでしょう。