お腹がポッコリと出て、お尻がたるみ、体型のくずれが目立っていた女性が、姿勢を整える施術を行っただけで印象がスッキリと変わった――。トリノ・北京・ロンドンパラリンピック日本代表のトレーナーとして活躍するボディデザイナー花岡正敬さんのスタジオでは、多くの人がこのような経験をしているそうです。
 この連載では、花岡さんの著書『たった1分でお腹が凹む「やせる姿勢」のつくり方』から、忙しいママでも凹んだお腹を手に入れられる、簡単ダイエットのノウハウを紹介します。前回、くずれた姿勢や体型をキレイに変えていくには、お腹の奥の体幹の核(コア)の部分「コアハウス」を「リフォーム」する必要があり、コアハウスを構成する筋肉が正しく働いて姿勢がよくなれば、自動的にお腹も凹んでいくようになるとお伝えしました。今回は、そのリフォームについて具体的に見ていきます。

コアハウスをリフォームして正しい姿勢をつくる手順

 姿勢の悪いクセを正し、くずれた体型を変えていくためには、コアハウスのくずれをリフォームして、休眠状態のインナーマッスルを使えるようにしていかなくてはなりません。

 では、いったいどうすればコアハウスをリフォームすることができるのでしょうか。

 それには、次の手順をふむ必要があります。

(1)縮んでいる筋肉をゆるめる
(2)眠った筋肉(インナーマッスル)を目覚めさせる
(3)正しい筋肉の使い方と正しい姿勢を脳に覚えさせる

 前回までで述べましたが、姿勢が悪いと姿勢を支える筋肉「コアハウスのインナーマッスル」が硬くなったり、縮まったり、伸びたりして、うまく働けていない状態にあります。その状態で腹筋運動などの筋力トレーニングを一生懸命に行ってもむしろ逆効果……。お腹の筋肉のバランスがくずれて、むしろ姿勢は悪くなってしまうでしょう。

 正しい姿勢をつくるためには(1)~(3)の手順をふんで、休眠状態の筋肉を目覚めさせ、正しく働けるように回復させていくのがもっとも確実な方法です。

 より具体的に言うと、(1)では、縮んでしまった筋肉を伸ばすために、簡単なストレッチを行います。(2)では、呼吸法によって休眠状態のインナーマッスルを目覚めさせます。そして、(3)では、簡単なエクササイズを行って、休眠状態から目覚めた筋肉が〝使えるんだ〟ということを脳にインプットしていきます。

 この3つの手順をふんだメニューを日々行っていけば、コアハウスのインナーマッスルが目覚め、正しく働けるようになります。コアハウスがリフォームされると着実にゆがみがとれて、正しい姿勢での体使いが身についていくようになり、ポッコリお腹も凹んで、ボディラインもすっきりしていくことでしょう。

次ページから読める内容

  • くずれた姿勢をたて直すカギは「呼吸」にある
  • 腹式呼吸と胸式呼吸の違いを体感してみよう

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