デュアラーの皆さんなら、自転車に子どもを乗せてさっそうと(必死で!?)街中を走ることも多いことでしょう。
 そして、一旦子どもを乗せた自転車に勢いがつこうものなら、信号が黄色になっても、止まってもう一度ペダルを踏み込むときの重さを考えると、走り抜けたい気分になったり、1分でも早く次の目的地に着くために、歩行者の間を縫って駆け抜けたり……なんてこともあるかもしれません。子どもの安全を守るために、交通ルールを改めておさらいしておきましょう。

 2015年6月1日から、「自転車」に関わる法律が変わります。

「交通の危険を生じさせる違反を繰り返す自転車の運転者に、安全運転を行わせるための講習が義務付けられる」

 まずは、「交通の危険を生じさせる違反を繰り返す自転車の運転者に、安全運転を行わせるための講習が義務付けられる」ということの「交通の危険を生じさせる違反」からお伝えします。

違反を3年に2回以上繰り返すと「講習」が義務付けられる

 交通の危険を生じさせる違反とは、次の表にある14の違反をいいます。