「子育て支援、待機児童解消。そんな言葉にもむなしく冷めた気持ちにしかなれないほど、私の保活は厳しく、悲惨なものでした」。こう語るのは、都内在住のワーママ、滝川玲子さん(38歳、仮名)。「保活の現状をぜひ知ってほしい!」。0歳児を抱えて満員電車で保育園に登園している滝川さんが日々考え続けていることを伺いました。

「認証にもっと早く申し込んでいれば!」乳児を連れての電車登園はつら過ぎた

画像はイメージです
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滝川さん(以下、敬称略) 勤務先に近い無認可園を4月からの登園先として確保しつつ、2014年3月末までは認証保育園への問い合わせを続けました。

 どこも「あと2人待ちです」といった状況だったので「どこか1園くらいは」とこちらも希望を持つわけです。でも結果的にはその思いはかないませんでした。認証保育園は申し込み順です。もう少し前に気づいて申し込みをしていれば、と本当に後悔しました。

DUAL編集部  自宅からはどんな出勤・通園ルートになるのでしょう? 0歳児を連れての出勤になるわけですが……。

滝川 当初は、朝の混雑で悪名高い地下鉄を2本乗り継いでいました。でも非常に混み合うのとは逆の方向だったので、まだ救われていました。ところが、2014年10月に別の区に引っ越してしまって、現在利用しているのはやはり混雑する路線。しかも上り線に乗らなければならなくなって。

 もちろん乗るのは各駅停車だけ。早めに家を出るものの、息子が泣いてしまったら下車して、あやしてまた乗るという……。業務開始時間に間に合わないときはタクシーです。

 でも、不思議なもので1~2カ月もすると、子どものほうがだんだん環境に慣れてきてくれて……。電車に乗ったら、今はもうほとんど泣きません。まだしゃべらないので定かではありませんが、「今泣いたらママが困る」と察しているのかもしれません。そうそう、女性のほうが子どもに理解のある人が多いのと、若干すいているので女性専用車に乗っています。

―― 朝と昼のお弁当作りやエルゴの抱っこひもでお子さんを抱えての40分の電車通勤など、滝川さんの毎日はかなりハードそうですね。具体的にはどんな通勤・通園になるのでしょうか?

次ページから読める内容

  • 駅までパパ、電車内とお迎えはママ
  • フランス人と仕事をして気づく「お客様の奴隷にならない」ことの大切さ
  • 過度の「おもてなし」が労働者の「搾取」につながっているのでは?

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