セレブである夫も自主的に家事をやるようになった理由
彼女のライフスタイルは夫のブラッドにも影響を与えた。イギリスの大衆紙『デイリー・ミラー』(2012年9月)によると、ブラッドは「洗濯もアイロンもこなし、スーパーに買い物に行き、家事が大好きで、子育てにも積極的に関わる」という。
米情報番組『Today』のオンラインニュース版(2014年10月)でアンジェリーナは夫の理解について、こう話している。
「もっといい奥さんになりたいって、夫に言っていた時期もありました。料理を習いに行こうかしらってね。そうしたら彼がこう言ったの。僕は君が得意なことは何かを分かっているから大丈夫だよって。彼は私が妻として母としてどこまでできるかをよく理解してくれているの」
愛するパートナーと子どもに恵まれ、キャリアを積み上げ、すべてが順調に見えるアンジェリーナだが、近年、健康問題で話題を呼んだ。
2013年、乳がん予防のために両乳房を切除する手術を受けると発表。今年3月には米ニューヨーク・タイムズ紙で、卵巣と卵管を摘出する予防手術を受けたことを明らかにしている。卵巣と卵管を摘出すれば今後出産はできない。女性として、苦しい決断を迫られた彼女は心境をこう語った。
「成長した子ども達やその孫達に会えなくなってしまうのではないか、という恐れを消すことはできませんでした」