アンジェリーナは1975年、カリフォルニア州ロサンゼルスに生まれた。父親の度重なる不倫が原因で、両親は彼女が生後間もないうちに別居。この家庭事情は彼女の人生観に大きな影響を与えたといい、ハリウッド情報サイト『Hollywood Life』(2014年5月)では結婚についてこう話している。

 「自分が誰かと恋に落ちるなんて、あるいは自分に運命の人がいるなんて思ってもいなかったわ。家庭が崩壊していたので、そういったものは、おとぎ話の中にしか存在しないと思っていた

子ども達に悪影響を与える仕事は断っている

 慈善活動を通じて、まず親になる決断をしたアンジェリーナ。2002年にカンボジアの男児マドックス、2005年にエチオピアの女児ザハラ、2007年にベトナムの男児パックスを養子として引き取った。初めは1人で子育てをしていたが、映画の共演をきっかけにブラッドと交際をスタート。共に子育てをしながら、彼らは3人の子どもにも恵まれた。2006年ナミビアで生まれた女児シャイロ・ヌーベル、2008年に誕生した双子の男児ノックス・レオンと女児ヴィヴィアン・マーシェリンだ。そして、昨年正式に夫婦となり、結婚式も挙げた。

 「マッド(長男のマドックス君)はきょうだいの面倒を見るプロだから、頼りになるし、子ども達には次に赤ちゃんが生まれるときにはよく話をしておくの。(養子に迎えた3人の子ども達は)もう大きくなっているからママとパパを取られる、というふうな不安もないみたいで、遊んであげたり、おむつを替えてあげたり、着替えを手伝ってあげたり、赤ちゃんの世話を手伝ったりしているのよ」(米ニュース番組のインタビューに応えて)

 米ライフスタイル情報サイト『mom.me』によれば、6人の母親となったアンジェリーナはいつも家族を第一に考えている。

 「子ども達が仕事よりも優先。もし子ども達に悪影響を与えるようなことがあれば、その仕事は断っている。仕事によっては、ホームスクール(学校に行かず、先生に来てもらう教育スタイル)ができるようにして、子ども達を仕事の現場に連れていくようにしているんです」

 家事のヘルパーさんも雇っているが、アンジェリーナ自ら子ども達のランチを用意してあげるのは日課だ、と米ニュース番組のインタビューで話している。

 「この子はチーズが嫌いだったっけ、リンゴは? レーズンは? とそれぞれの子の好みに合わせてランチを用意しようとしても時々分からなくなってしまうの。朝、お手伝いさんが来るまで私もてんてこまいよ」

 オーストラリアのエンタテインメント情報サイト『the FIX』(2014年11月)によると、こうした子育ての日常はアンジェリーナの仕事にも好影響を与えているという。

 「子ども達のお世話をするために朝早く起きて、みんな朝食を食べて歯を磨いたか確認することで、仕事に行くまでに地に足を着けて集中できる。夫と私はかなりハードに働いているし、役者の仕事は感情的になりやすい。でも家に帰って子ども達が寝る前に絵本を読んであげると心が落ち着くんです」