月会費を払えば、毎月一回無料で利用できる

──利用料金・対象年齢・利用時間は?

 料金は入会金2万円(税抜)と月会費が掛かります。月会費は自動車保険などと似ており、利用頻度によって増減するシステム。利用頻度が高ければ増額、低ければ減額します。また、お子さんの年齢が上がると安くなります。

 月会費は最低4500円~上限2万円程度(税抜)。会員の平均月額は6800円(税抜)です。3カ月ごとに見直します。

 保育料は、月の最初の1回は無料。2回目からは1時間2000円です。

 利用時間は8時~18時半まで。早朝保育オプションは7時半から、夜間保育オプションは20時までの利用が可能です。

 対象年齢は生後6か月~小学校6年生まで。特に0~2歳が多いです。いざというときに預ける先があるというのは心強いもの。あまり熱を出さない小学生になっても、インフルエンザなどの緊急時に備えて月会費を安心料として払っているとおっしゃる会員さんもいます。

子どもの年齢に合わせた遊びを提案してくれる
子どもの年齢に合わせた遊びを提案してくれる

──特に、利用が多い時期は?

 4月末の慣らし保育の後と、7月のプール熱や手足口病、12月~2月のインフルエンザでご利用が増えます。

──サービス提供エリア・受け入れられる疾病・病状は?

「子どもが病気のときでも、預かってくれる場所があるというだけで安心です」と赤坂さん
「子どもが病気のときでも、預かってくれる場所があるというだけで安心です」と赤坂さん

 東京23区のほか、都下、神奈川県、千葉県、埼玉県の一部です。会員の8割は都市部。今後も首都圏を中心にエリアを広げていく予定です。

 インフルエンザや水ぼうそう、ノロやロタなどの病気でもお預かりします。麻疹(はしか)は症状が重篤化することがあるため、お預かりしておりません。

 また、SIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクがあるため、1歳未満で家庭内に喫煙者がいる場合は、ご入会いただくことができません。

『日経DUAL』の有料プランで入会金が3割引に!

 大切な我が子が病気で一番そばにいてあげたいとき、重要な会議や出張でどうしても出社しなければいけない。一人のスタッフで何人も病児をみる施設では不安。熱が高く病状の急変が心配なので付きっきりで見守ってほしい。子どもが安心できる自宅で心細くないように遊んであげてほしい。そんなときにお薦めなのが、今回紹介した、訪問型病児保育のフローレンスだ。

 インタビューにもあったように、月会費を安心料として納め、いざどうしようもなくなったときに伝家の宝刀として抜くのが賢い利用法だろう。月に一度なら月会費の範囲内で利用できる。

 『日経DUAL』の有料会員に登録していれば、入会金が割引になるお得なクーポンも利用できる。

 利用方法は簡単だ。『日経DUAL』有料会員の限定ページで、「共働き応援クーポン」をチェック。パートナーコードを確認する。

 次にフローレンスのウェブサイトで入会を申し込む。その際に、提携割引で「日経DUAL」を選択のうえ、先ほど確認したパートナーコードを入力。これで入会金が割引となる。

(文/福村美由紀)