「子どもにどの時期から、どんな習い事をさせるか?」――。多種多様な選択肢があるだけに、この問題の答えが見つからず迷っているママ&パパは多いようです。そこで、特集「習い事のリアル~2015年春~」では、様々なジャンルの子ども(幼児~小学校低学年)向けのスクールを訪問。通っている子どものママや指導者の皆さんにお話をお聞きしました。

「どんな目的でこの習い事を選びましたか?」「習い事を通じた子どもの変化・成長は?」「先生はどんなことを心がけて指導しているんですか?」「子どもの能力や意欲を伸ばすためにどんな接し方や働きかけをしているのでしょう?」――など、習い事で気になるあれこれについて、生の声をご紹介します。

 今回注目する習い事は「武道」。中でも「空手」です。港区麻布十番にある、こども向け空手教室「皆思(かいし)道場」を訪れました。

体幹が鍛えられ、体のバランスが保ちやすくなる

皆思道場代表・加藤巧先生
皆思道場代表・加藤巧先生

 代表の加藤巧先生に、空手のお稽古を通じて身に付くことをお聞きしました。

 まず、身体面に注目すると、空手は「体幹」のトレーニング効果があるといいます

 「立ち方をはじめ、基本的な動作の数々は、内ももの『内転筋』や『腹筋』などの強化につながります。これらは、ただ走る・跳ぶといった動作だけでは鍛えにくいものです。こうして体幹を強化することで、『走るのが速くなった』という子もいますよ。この力は、サッカーやバスケットボールのように体をぶつけ合って競り合うようなスポーツにも活かせます。また、代謝がアップするため、『風邪を引きにくくなった』という声も聞きますね。ほか、片足で立つ・片足で蹴るといった動作を通じ、常に体のバランスを保つ力も養われます」

武道の精神を学び、礼儀作法を身に付ける

 親が子どもに空手を習わせる理由として多く見られるのが、「礼儀作法を身に付けさせたい」というもの。皆思道場でも、空手道の精神を通じて礼儀作法を学んでもらうことを重視しています。

 しかし、小さな子どもには「礼儀作法」の意味はなかなか理解できないこともあります。先生達はどのように伝えているのでしょうか。

次ページから読める内容

  • 心が強くなれば、人に優しくなれる
  • 「色帯」で、目標と成果を明確に意識できるように
  • 試合に出ることで「勝ちたい」という気持ちが強くなった
  • 年長のときに始めて、1~2カ月でガラリと変わった

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