妊娠判定後 3度目の流産

 妊娠12週までの流産は受精卵の問題だから仕方がない…とはいうものの、妊娠判定の後の流産判定は、不妊治療を頑張ってきた人に限らず、すべての妊婦にとって奈落の底に突き落とされるような出来事だ。

 妊娠5週目の検診。 本来ならば胎嚢が見えていてもいいはずだが、私の子宮の中には胎嚢が見えなかった。

 ナースからは「5週目で胎嚢が見えないことはよくあることだから心配しないで! また来週エコーで確認しましょう」と言われてクリニックを去った。これまでに2回流産の経験がある私には、この段階で胎嚢が見えないことは明らかに何かおかしいことがわかった。こうなると、もう仕事が手につかない。結局翌週の検診まで不安と悪い予感ばかりが頭の中によぎり、集中ができないため仕事を休んでしまった。

 妊娠6週目。流産の判定を一人で受け止めるにはキツイと思ったので、夫に会社を休んでもらい、二人でクリニックに行った。

 ナースがエコーで子宮内の胎嚢を探すが、やはり胎嚢が見つからない。何かがおかしいと思ったのか、今度は移植を行った先生が現れ、エコー再度探すが、やはり見つからない。そしてついに宣告された。

 「You are having abnormal pregnancy.(正常妊娠ではない)」

 やっぱり。悪い予感は当たった。何となく分かっていたけど、やはり現実のものとなると正直つらい。先生とナースがエコー室から出ていった後、同室でエコーの検査を見ていた夫に「なんで、私ばかり何度も何度も流産しちゃうの?」と泣き崩れるしかなかった。

 しかし、泣いている暇などなかった。