小田急ならではの親子ロマンスカー遠足は大盛り上がり!
小規模な園ながら、行事やプログラムは充実。この園では一番年長となる2歳児クラスで食育や英語プログラムが定期的に行われ、好評だ。
食育プログラムは、月に1度。
「まだ2歳なので料理というほどのことはできませんが、季節を感じたり、感触を楽しんだりできる内容を考えています。例えば、春はキャベツをちぎってスープを作ったり、秋はキノコを裂いて調理のお手伝い。乾物を戻したり、うどんを足でこねてみたり、2歳でもできることがいっぱいあります。それに、自分達が作ると、好き嫌いなく驚くほど食べてくれるんですよ」(前田園長)
一方、月に2回の英語プログラムでは、ネーティブの講師が園を訪れ、英語の歌や踊りを教えてくれる。小さいうちから外国人の先生や英語自体に親しむ時間を大事にしている。
それ以外にも入園や進級のお祝い会、誕生日会、クリスマス会やハロウィーンなどイベントは盛りだくさんだが、特に保護者達の気分が一番盛り上がるのは年に1度の「ロマンスカー遠足」だ。
「実は、ロマンスカーの貸し切りって普通の方でもできるんですよ」と山口さんが教えてくれたが、それでもなかなかない小田急ロマンスカーでの遠足は、系列保育園10園合同で開催される日帰り遠足。車掌さんや運転手さんが子ども達と一緒に写真を撮ったり電車のお話をしてくれたりするとあって、子ども以上に顔がほころぶ保護者も多いそう。
駅から近い保育園ということもあり、乗車駅も目の前だ。ロマンスカーに乗って江の島まで行き、水族館見学をするこのビッグイベントは、毎年恒例になっている。