子どもが生まれるまでは、仕事に目いっぱい没頭できた。産休・育休中は、育児に専念することができた。それが……いざ仕事復帰をすると、仕事と育児の両方が日々降り掛かってくる。時間は同じ、一日24時間。どちらも大事、どちらも最優先。そんなとき、皆さんは何を選び、何を諦めているのでしょうか。
バリバリでもゆるゆるでもない働き方のワーママに、リアルな体験、心の内を語ってもらいます。

【今回のワーママ】C・Mさん
年齢:36歳
業種(職種):広告業(求人広告制作)
住まい:群馬県
子どもの年齢:8歳/3歳(息子2人)
●仕事と育児をしていくために、私が選んだもの、諦めたもの
選んだもの…夫に単身赴任をしてもらっても、時短勤務になっても、ずっと働き続けること
諦めたもの…家族全員で一緒に暮らし、夫婦で子どもの成長を見守ること

 夫がベトナムに単身赴任をして、約4年半になります。子どもは小3の8歳と3歳の男子2人。両親は遠方です。時々、「他の人のように、家族一緒に暮らせていない。夫婦で子どもの成長を見守ることができなくていいんだろうか…」とも感じるのですが、何もかも手にすることはできないもの。それぞれが、それぞれの場所で頑張っていれば、幸せなことなのではないかと思うようにしています。

私に「幸せ」をくれる、わが家の元気な二人の男子
私に「幸せ」をくれる、わが家の元気な二人の男子

 結婚当初は、東京の求人情報誌に制作担当として働いていました。最低でも21時までは残業。徹夜になることも多々ありましたが、周りも同じように働いていたので、特に疑問は感じなくて。ただ、いつか子どもがほしいと思っていたので、「子どもを授かったら、どうやって働くんだろう」という漠然とした不安がありました。

 そんなとき、夫の転職が決まり、群馬県へ行くことになったんです。転職は応援していたけれど、まさか引っ越しが必要だとは…。結婚後にマンションを購入していたので、かなり迷いましたが、ほどなくして私の妊娠が発覚。会社を辞めて夫についていき、群馬で就職先を探すことにしました。

 以前は「0歳児から保育園に預けるなんて、かわいそう」と思っていた私でしたが、いざ自分事となると、真剣に考え始めました。雑誌のワーキングマザー特集などを読みあさりました。仕事にブランクをつくりたくないのと、早いうちから入れないと保育園に入れないという事情がわかり、「子どもは0歳で保育園に入れて、再就職しよう」と決意。我ながら、ものすごい身の変わりようですけどね(苦笑)。

群馬で再就職。両親に手伝ってもらう周りがうらやましい

 産後2カ月で、主人が住む群馬へ引っ越しし、産後3カ月からハローワークなどに通って再就職活動を始めました。子どもが7カ月のときに、現在勤務する求人情報会社に就職が決定。保育園に預けて働き始めました。保育園では20時まで延長保育が可能だったので、「20時までにお迎えに行ければやっていけるかな」と思ったんです。

 ところが、その求人情報誌では、業界の特性上、みんなが遅くまで働いていました。

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次ページから読める内容

  • 保育園のお迎えに駆け込む毎日 理解のない同僚と言い争い
  • 夫がベトナムへ赴任することになり…そのとき決断
  • 「開き直り」で強くなっていった私
  • 非イクメンの夫が、少しずつ変わってきた
  • 育児と仕事が最優先で、ずっと後ろに家事がある
  • キラキラ輝かなきゃダメ? 「普通の働く母」も認められる社会になってほしい

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