一同 あ!? 会社のデスクでよく食べてるアレだよね?

荒井記者 2014年に流行した「ジャーサラダ」のレシピ本とガラスの保存瓶を衝動買いしたものの、レシピを見て「手間のかかるオシャレ料理は無理」と早々と匙を投げ、保存瓶はお蔵入りしていました。

 でも、今年に入って「昼ご飯どきの野菜不足」が気になり始め、「朝ご飯を作るときに簡単なサラダを作って保存瓶に入れて持って行けば、それが『ジャーサラダ』になるのでは? 冷蔵庫で古くなりつつある野菜を処理できるし、余ったサラダを朝ご飯や夜ご飯に出せば家族の一品にもなるし」という思いに開眼しました。

 結局、今は残り物野菜を切ってオリーブオイルを入れるだけ、などの適当な作り方のジャーサラダを、週2回ぐらい会社へ持って行くことにしています。

7.白菜の塩昆布ジャーサラダ(3分)

【材料】白菜、塩昆布、ガラスの保存瓶
【作り方】切った白菜と目分量の塩昆布を混ぜてそのまま保存瓶に入れる。
【ポイント】瓶に入りきらない分は朝ごはんや夕飯に食べる

羽生編集長 いやいやいや、やっぱり、荒井くん、オシャレ過ぎ(笑)。そういえば、一見オシャレに見える手抜きレシピがわが家にもありました!

8.まるごとチーズフォンデュ(1分)

【材料】カマンベールチーズ(ホール)、野菜やクラッカー、ウインナーなど余り物なんでも
【作り方】ホールのカマンベールチーズの上部を切り、ふたをとる(ふたはママのおつまみに!)。レンジで45秒温めてできあがり。串にさした野菜などを付けて食べる
【ポイント】ぐっつぐつにして子ども達を喜ばせる

羽生編集長 家族でお出かけの日って、大体17時ごろに帰宅しますよね。しかも外食で結構お腹がいっぱい。それからキッチンに立って夕飯を作るのはつらいものです。特に日曜夕方は、翌週からのエネルギーを溜めておきたいですもんね。そんなときにわが家でよくやるのが、チーズフォンデュ。

 レンジに入れて45秒もすれば、ぐっつぐつ! 食卓に置くと子ども達は「きゃぁっ!」と大喜びですよ。もう、それだけで私の仕事は終わったようなもの(笑)。あつあつのチーズに、それぞれが好きな野菜を串にさして付けて食べる。私のお気に入りはみょうが。夫が好きなのはトマト。子ども達が好きなのはウィンナーです。夏野菜にはぴったりです。

砂山記者 ホームパーティにも良さそう~! これで一杯やりたくなりますね!

大谷編集委員 いいですねぇ。この盛り上がりが手抜きレシピには必要ですね。私が考える究極の手抜きレシピは「作らないこと」。

 先日の朝、突然娘が「今日はお弁当だった」と言い出したことがありました。私は「コンビニで買ったおにぎりでも持たせればいいじゃん」と言ったのですが、妻は「子どものお弁当にはひと手間かけるのが大切なんだから」と言って、作ったのがコレです。

一同 うわぁ!おいしそう~。やっぱり手をかけただけある!

大谷編集委員 元はこんなサンドイッチでした。