ままへ がんばりました たくみ・くう

1年間勉強を頑張ったママに、最高のご褒美「ままへ がんばりました たくみ・くう」
1年間勉強を頑張ったママに、最高のご褒美「ままへ がんばりました たくみ・くう」

 さて3人目の読者は金融系企業に勤める秋岡美奈子さん。息子さん(6歳)、お嬢さん(2歳)の二児のママです。秋岡さんが大事に手帳に挟んでいたのは、家に帰って玄関のドアを開けたときに5歳だった息子さんが走って渡してくれた手紙。1年間かけて通っていた子育て系NPO法人の講座を修了して帰宅したときに、「ままへ がんばりました たくみ・くう」と書いてくれて。突然の出来事に、驚きと喜びでつい泣いてしまったといいます。

 この他にも、息子さんはいつも「ありがとう」という内容の手紙を書いて渡してくれるそうです。「休みの日に、バタバタしながら余裕なく夕飯を作っているときに、『いそがしいのにいつもごはんを作ってくれてありがとう』という手紙をくれたときも涙が止まらなくなって……」。

 恐竜の形をかたどった紙に「いつもがんばってくれてありがとう」と書いてドアに貼ってくれたこともあって、「それは今もそのまま貼っています」と秋岡さん。

 「なぜ、このお手紙を手帳に入れているのですか?」と尋ねると、「離れていても、心は常に一緒にあるということ。そして、私を支えてくれている小さな、でも、大きな存在がいるということを常に感じていたいからです」と答えてくれました。