お2人目は、日用品メーカーの研究所に勤める副主任研究員・下谷由紀さん。下谷さんは、小学5年生のお嬢さんのママです。

 読書好きのママに、手作りのしおりとお手紙をどっさり

下谷さんのお嬢さんは折り紙が大好き。読書好きのママにお手製のしおりをプレゼント
下谷さんのお嬢さんは折り紙が大好き。読書好きのママにお手製のしおりをプレゼント

下谷さんのお嬢さんが保育園児だったころの手紙。「マッサージきょうやってますけどきますか」
下谷さんのお嬢さんが保育園児だったころの手紙。「マッサージきょうやってますけどきますか」

 「私の趣味が読書なので……」とバッグの中から2冊の単行本を取り出し、ページを開いて見せてくれたのは、手作りのしおり。「手先が器用で折り紙が大好き。私がしおり代わりにメモ用紙を挟んでいたのを見かねて『ママ、作ったから使ってね』とプレゼントしてくれました」。しおりは、ことあるごとに作ってプレゼントしてくれるそうで、累計20個くらいにはなっている、とのこと。

 さらに、まだ保育園の送り迎えをしていた時代にもらったお手紙も。帰宅後の下谷さんが「疲れたー」と言いながら夕食を作っていると、お嬢さんが部屋の中で三輪車に乗って「ゆうびんでーす」と届けてくれた手紙も。夕食後にマッサージをお願いすると、「小さな指で、私の手を一生懸命もんでくれました」。

 最近は、私の仕事に関する企画書まで!

 日用品メーカーに勤務していることもあり、生活の中でお嬢さんと仕事の話をすることもしばしば。すると、先日初めて「はい、企画書!」と、自作の企画書を提出されたとか。「世間でゆるキャラがはやっているからと、商品のキャラクターを提案してくれました(笑)」。

下谷さんのお嬢さんがくれた新キャラクターの企画書!
下谷さんのお嬢さんがくれた新キャラクターの企画書!

 「ママが働いていることに対して、良い印象を持ってくれているみたいです。私が疲れた顔をしていると、『ママ、頑張って』と応援してくれるんです」。どこのご家庭でも聞こえてきそうな可愛らしいエピソード。そう、子どもたちはいつも働くママの味方ですね。