さすが「ルンバ」の血を引くロボット。賢くスイスイお掃除!

 まずは充電。こちらの「急速充電スタンド」にのせ、約2時間(直接本体につなぐこともできます)。

 1回の充電で、ドライモード(から拭き)で最大約4時間、ウェットモード(水拭き)で最大約2.5時間、使用可能です。

 充電が完了したら、「クリーニングパッド」に、から拭き用のクロスを巻きつけ、本体に取り付けます。
 青い差し込み口はゴム素材でできているので、クロスを挟み込むのも簡単です。

 次に、黒くて四角い「NorthStar・キューブ」に単2形の乾電池2本を入れ、清掃したいエリアの真ん中のテーブルの上に置き、電源を入れます。

 ブラーバは搭載されている各種センサーの働きで、部屋の形状や家具の配置などをマッピング(記憶)しながら、拭き掃除をしてくれるのですが……
 付属のキューブを使うことで、GPSのように正確な位置情報の把握が可能になり、「今、部屋のどこを掃除しているか? 次にどこを掃除すればよいか?」を判断してくれるんだそう。
 キューブ1個で、ドライモードで約56畳、ウェットモードで約20畳の広さを掃除できます(キューブを2つに増やすと、倍の広さをから拭きできるようになります)。

 真ん中の電源ボタンを押すと「ラシドレミファ♪」と、いかにもロボットらしいメロディ音が!

安田:おお~! ロボットっぽい! ワクワクするわ~!

 テンションがグッとあがります(笑)。
 左の「ドライモードボタン」を押すと、ブラーバくんが直線的に走りだしました。

 ブラーバは、室内をいくつかのエリアに分け、まず本体の右側を拭いて、左側へと移っていきます。
 かなり細かく方向転換しながら走るので、小回りがきき、イスの脚のまわりも、見事なコーナーリングで拭きあげてくれます。

4歳息子:わぁ~! すごい! ママ、これ、ドラえもんのひみつどうぐ?

 「ドラえもん」好きの息子には、四次元ポケットから取り出される未来の道具に見えるようです(笑)。

 汚れがたまりやすい壁際にピッタリくっつきながら走るので、隅々まできれいになります。
 部屋の隅に落ちていたほこりや髪の毛を……

 きれいに拭いてターン! お見事!

 通常、人間がするぞうきんがけは約1kgの圧がかかっているそうですが、ブラーバも約1kgの圧をかけながらゴシゴシ磨くんだそうです。