医療保険の保険料を、収入保障保険に振り向けよう

 積み立て型の保険は実質的に貯蓄とほぼ同じだが、万が一のときはもちろん保険として機能する。しかし、保険料の高さを考えれば、「実質的な保障額」は随分減ってしまう。例えば10年後に夫が亡くなった場合、それまでに払う保険料は約660万円となる。2500万円の保険金のうち、660万円は自身で積み立てたお金が戻ってくるだけで、つまり「実質的な保険金」は1840万円となる。

 だんな様に万が一のことがあれば奥さまは遺族年金をもらえますし、奥様自身も稼ぐ力が十分ありますので生活に困ることはまず無いと思います。ただ、はっきり言ってしまうと今より生活水準は確実に落ちます。大学も私立ならば奨学金無しではまず無理です。

 うーん、まあそういうことになりますよね……。

 ただ、だんな様が医療保険に払っている5000円の保険料を収入保障保険に振り向けると、月に11万円くらいは生命保険に上乗せできます。保険金は年間132万円ですから、32年間で4224万円からスタートしてだんだん減っていく、という形です。入院時に1万円もらえるよりよっぽど意味がある数字だと思いますがどうでしょう?

 どう考えてもそっちですね。

 これはすぐに見直したいと思います。

 万が一への備えが手厚くなって負担も増えませんから悪くない見直しだと思います。……肝臓の数値が悪いという話でしたけど、以前収入保障保険に加入したときも既にその状態でしたか?

 そうですね。健康診断の結果を伝えて、ちゃんと入れました。

 それなら上乗せは特に問題ないと思います。

 住宅ローンが大き過ぎて、それに備えることしか考えていませんでした。確かに子ども2人の教育費を考えれば今の保険だけだと生活は維持できないと思います。