また、東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランスコンサルタントの塚越学さんからは、ファザーリング・ジャパンが実施した「イクボス・アンケート」の最新報告がありました。


東レ経営研究所の塚越学さん

 部下のワークライフバランスを無視して会社の成果だけを求める上司を「激ボス」、会社の成果を求めずに部下のワークライフバランスを重視する上司を「得ボス」、成果・ワークライフバランスともに意識の低い上司を「ダメボス」、いずれも高い「イクボス」の4タイプに分け、その実態と部下の理想の上司を調査。

 部下が求める理想の上司はもちろん、イクボス。ダメボスと激ボスの元では「やる気が下がる」など仕事へのネガティブ感情が大幅に高まってしまう現状が浮き彫りとなりました。一方で、イクボスの元ではネガティブ感情がほとんど生じないことも明らかに。詳しいアンケート結果は近々、ファザーリング・ジャパンHPで発表される予定です。

真剣な質問が相次いだ、会社をイクボス組織にするためのQ&A

 セミナーが大詰めを迎え、いよいよ参加者から提示された質問、課題を解決していくQ&Aが行われました。


回答者は、NPO法人ファザーリング・ジャパン代表 安藤哲也氏、三井物産ロジスティクス・パートナーズ社長 川島高之氏、セブン&アイグループ ダイバーシティ推進プロジェクトリーダー 藤本圭子氏、セントワークス代表取締役社長 大西徳雪氏、セントワークスITソリューション部 塚越一貴氏(社内最初の男性育休取得者)、東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランスコンサルタント 塚越学氏

 参加者から提示された課題は、下記の通り。

【Q】制約社員が増える中、増員なしで脱残業を達成するにはどうしたらいいのでしょうか?

【Q】上司はイクボスに理解がありません。会社をイクボス組織にするためには、どうやって上司を巻き込んだらいいでしょうか?

【Q】部下の妻が出産し、半年の育休を取りたいそうです。リーダー的存在の彼なくして、どう仕事を回していけばいいのか分からず、不安です。

【Q】制約があるけど頑張っている社員と、制約社員のフォローをしてあげている社員の評価をどのようにすればいいでしょうか?

 モデレーターは日経DUALの羽生編集長が務め、登壇者が実践するイクボスノウハウでそれぞれの課題解決法を伝授していきます。