お迎えに行くと、おっぱい切れで子どもが号泣
日経DUAL編集部 今日は小さいお子さんを持つワーママの皆さんに集まっていただきました。仕事をしながらの母乳育児って、結構体力を使いますよね。育休から仕事に復帰したとき、どのように「仕事とおっぱい」を両立していったのか、皆さんに伺いたいと思います。まずは、保育園生活のスタート時はどんな状況でしたか?
綾瀬さん(以下、敬称略) 私は長男が1歳のときに時短勤務で復職しました。朝の8時30分に授乳をして17時に保育園にお迎えに行くまで、授乳間隔はだいぶ空いてしまいます。息子はおっぱい無しで寝ることができず、最初の3~4カ月は園でのお昼寝がまったくできない日々が続きました。迎えに行くと、私の姿を見た途端、泣き始める毎日でした。
—— それはママもつらいですね。どうやって乗り切ったのですか?
綾瀬 激しく泣いて、授乳で気分を落ち着かせないと帰宅できないほどだったので、教室の隅で授乳をさせてもらっていました。幸い園長先生が理解のある方でした。
広重さん(以下、敬称略) それはうちの息子も同じです。第一子の娘のときは入園前に断乳しましたが、息子は保育園に通う今もおっぱいを続けています。息子はちょうど2歳のときに入園したんですが、当初はお迎えに行くとおっぱい切れで、よくその場で授乳をさせてもらっていました。他の子ども達が「飲んでる~」と集まってきて、囲まれて授乳をしたり。
綾瀬 子どもって集まってきますよね(笑)。
私の息子の場合は帰宅してからもおっぱいからなかなか離れられず、ごはんも食べずに寝てしまい、翌朝慌ただしくシャワーで入浴という日がよくありました。夜中も2~3時間おきに起きて、昼間飲めない分を挽回するような感じでしたね。
さすがに保育園の先生から「断乳を考えてみましょうか」と提案されましたが、復職直後の私にはそんなことを考える余裕も無く……。幸い、入園から3~4カ月目からは保育園でもお昼寝ができるようになったので、そこから1年ほどは仕事をしながら母乳を続けました。
—— 復職直後は大変だったんですね。広重さんの息子さんは今、2歳3ヵ月ですが、授乳の頻度が少なくなったりはしていないんですね。