目黒区生まれ、目黒区育ち。議員を経て目黒区長に
―― 最後に青木区長について伺います。青木区長は、目黒区ご出身でいらっしゃるのですよね。
青木 生まれも育ちも目黒区です。3回引っ越していますが、すべて目黒区。区議や区長になっていなくても、たぶん目黒区に住んでいたと思います。
―― 区議会議員に立候補する前は、会社員をされていたのですか?
青木 大学時代のアルバイトも入れて8年間、近所の子ども達に英語を教えていました。議員に立候補したきっかけは、家族に障がい者がおり、行政について色々と思うところがあったからです。選挙のときは、教え子にも応援してもらいましたし、今でも支援してもらっています。
―― 英語を教える塾講師さんだったのですね。
青木 学習塾から議員になる人って多いんですよ。
―― ご自身も目黒区で子育てを経験されたんですね。
青木 はい、34歳で結婚し、3人の男の子がいます。現在、長男は社会人、次男は大学生、三男はまだ高校生です。3人とも、区内の幼稚園、小学校、中学校にお世話になりました。そして、親としての思いも、今は仕事に反映しています。
―― 区長になろうと思ったきっかけは?
青木 前任の区長さんが急逝したときは都議会議員でした。「自分自身が生まれ育ち、また子ども達も生まれ育っている目黒区に、政治家として何らかの恩返しをすることができないだろうか」と思い、都議会議員を辞して出馬しました。
(ライター/阿部祐子、撮影/鈴木愛子)
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