中学生になった息子くんへのガミガミを、最近は控えてます

 わが家の息子くんは宿題の存在を思い出しもしない(笑)。万が一、娘みたいに朝、思い出したとしても「ま、いっか」で終わり。「お兄ちゃん、また、おかーさんに怒られるよー」なんて妹に言われても、右から左に受け流す。で、私が「宿題しないで大丈夫なの!?」とぴりぴり言っても、「大丈夫~」。でも、彼の大丈夫は大丈夫だったためしがない。

 だから、彼にはずーっと、ガミガミ、ぶつぶつ言い続けてきました。私が言った通りに分かりやすく失敗していくから、大失敗を回避できるように、とりあえず、親として最後まで言い続けようと。

 ……と思っていたけれど、最近、ちょっと控えています。私は仕事復帰するまで、ずーっと家にいて、息子にぶつぶつ文句言っていたから、確実に「口うるさい母親だ」と思われているだろうし、もう中学生だから、親がどうこうできる範囲を超えることもある。自分で気づいて自覚しないと、これは分からないな、と。それには一度、大きな失敗をしたほうがいいかもな、と。

 先日、子どもたちが二人で漢字検定を受けに行きました。で、帰って来たときの会話。

 妹 「あー、一問、間違えた! 満点じゃないやー」
 兄 「全然ダメだった…、不合格かも…」
 妹 「えーお兄ちゃん、落ちるのー!? 信じらんないー」

 片や満点狙い、片や合格も危うい。しっかり者の妹と、のんきな兄。

 これって、男の子と女の子の差? と思っていたけれど、うちとは逆で、女の子のほうが部屋が散らかっていて、男の子のほうが片付いているっていうところもある。じゃ、うちの子たちのこの差は何なんだろうと考えました。