こんにちは、チャイルド・ファミリーコンサルタントの山本直美です。今まで、たくさんの家族を見てきて感じることがあります。それは、現代のパパ、ママ達は、「子どものためだけに生きる」という世代ではないということ。誤解のないように伝えておきますが、それは決して悪いことではありません。

最近の若いもんは…とはいうけれど

 子育て期には自分を犠牲にすることが当たり前で、「子どもが生まれて10年間は子育てに専念する」という時代もありました。DUAL世代の皆さんの、母親から祖母世代かもしれません。

 先日、わんこたちのお散歩をしていて、同じくお散歩中のおじいさんに話しかけられました。よもやま話をしていると、「最近の親はなっとらん」と、おじいさんが言い出しました。「自分たちの時代は子どもが多かった。私も7人兄弟の一番上だが、全員男で、それを必死で親は育てたもんだ。今は子どもひとり育てているだけなのに軟弱だ」というのが、そのおじいさんの言い分でした。

 いつの時代も、「最近の若いもんは」と言いますよね。昔は確かに兄弟が多かったので、親のしつけとは言いながらも、兄弟同士が見合っていたり、隣近所の方が子どもを見てくれたり、叱ってくれたりしました。母親としても、「子どもをたくさん育てた」ということが、心の支えだったように思います。

 どの時代にも色々な女性の生き方があります。過去の時代があり、今があるのですから、決して、良い、悪いではありません。「母親や祖母はどんな思いだったのだろうか」と思いを馳せれば、その時代ならではの苦悩も感じ取ることができます。どの時代も完璧な子育てはありませんものね。でも、今は、一昔前の「良妻賢母」とはとらえ方が変わってきているのを感じます。

次ページから読める内容

  • 「子どもには●●してあげなければならない」からの解放
  • 子育てに楽しい部分がないとしんどくなる

続きは、日経xwoman有料会員の方がご覧いただけます

ログインはこちら
日経xwoman申し込み
もっと見る