あいさつが飛び出す導線設計
玄関はキッチンやリビングからすぐのところにあり、できれば廊下は短く。なるべくリビングを通らなければ自室に行けないような導線設計にしましょう。
これなら「お帰り」も「ただいま」も自然に生まれます。
友だちを連れてきたときも、この間取りなら友だちの顔や様子を見ることができます。
また、玄関からリビングを通って自分の部屋に行く間取りだと、子どもは自然にお客様へのあいさつをするようになります。最初からハキハキ言える子は少ないでしょうが、
「お客様がきたらこういうのよ」
「お帰りのときは、一度顔を見せてお別れのごあいさつをなさい」
……など、その間取りだと、必要に迫られて必然的に、ハウツーを親から学びとっていくことになるのです。