働きながらの妊娠を経て赤ちゃんと向き合ったときの戸惑い、夫との気持ちのズレ、ジイジ、バアバとの関係、ママ友とのトラブル…。悩みや不安はつきないものです。そんなママ達が今まで誰にも聞けなかった本音の問いかけに対して、「育児ストレス」や「育児不安」を様々な形で支援してきた大日向雅美先生が答えます。本コラムは『悩めるママに贈る心のヒント』(大日向雅美監修/NHK出版編・2012年刊)から、お届けします。

 出産という大きなイベントを乗り越え、かわいい赤ちゃんと対面したとき、どんな気持ちになりましたか? きっと、これまでにない感動を覚えたことでしょう。大きなお腹を抱えて「よっこらしょ」と暮らしていた毎日からようやく解放され、ほっとした方も多いかもしれません。

 しかし、自宅に戻ってからの赤ちゃんとの生活は、妊婦のとき以上に大変なことばかり。これまでの生活では想像もつかなかったことが次つぎと起こります。先が予測できず、見通しが立たない。予定通りに動けない。初めてのできごとにどう対応したらよいのかわからず、右往左往したり、不安になったりすることでしょう。

 赤ちゃんとあなたとの出会いは「現実との遭遇」です。しかも、赤ちゃんと暮らす日々は、謎めいた迷いの森へ放り出されたようなものかも知れません。まずは森に慣れ、森を知ることから始めましょう。

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  • とにかく不安。何がわからないかさえわからない
  • 退院後、お医者さんも看護師さんもいない自宅に帰るのがコワイ

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