「おぎにり」「ケパップ」「かーしーて」……、も~、かわいくてたまらない

 「今が一番かわいいでしょう?」とみ~んなから言われる。

 特に子どもがもう高校生、大学生だったり成人していたりする人たちは、男性も女性も遠くのほうを眺めながら、昔を懐かしむように言う。自分の子どもの成長を振り返ってみると、言葉がだんだん達者になってきて、意思疎通が図れるようになってくる2歳から3歳が一番かわいかったという結論に達するようだ。

 わが子、虎(呼称)はまさに2歳4カ月。もちろん、かわいいですとも。これまでもず~っと最高にかわいいと思ってきたので、「今が一番」という感覚はないのだが。やっぱり、言葉をどんどん覚えて、みるみるおしゃべりになってくるのは驚きの連続だ。ついこの前やっと「ママー、パパー」が言えるようになったと思ったら、今は普通に二語文、三語文を話す。

 子ども特有の言い間違いもかわいい。「おにぎり」が「おぎにり」になったり、「ケチャップ」が「ケパップ」になったり、結構笑わせてくれる。一方、大好きな車関係だと、「ブルドーザー」や「キャンピングカー」などの長い言葉も間違えずに言えたりする。キャンピングカーは、たまに「パンピングカー」になったりもするが。

 「かーしーて」「いーいーよ」や、「おーかーわーりーくーだーさい」など、節をつけて童謡でも歌うようにしゃべるのも、この年頃ならではだろうか。

 知らず知らずのうちに自分の口調を真似されていて、ドキッとすることもある。犬がワンワン吠えると、私や夫が怒る前に、虎が率先して、「うるさいよ、はる(犬の名前)!」ともっともらしく怒るようになった。

 私がよく「これはママの大事だから、触っちゃダメよ」と言っているのを真似して、何かを取り上げようとすると、「だ~め!これ、たーたんのだいじ!」と言って怒る。ご丁寧に眉間にしわを寄せて口をギュッと結んで。それを見て、「え? 私ってこんな表情して怒ってるの?」と気付かされ、こっちが反省させられちゃったりしているのだ。ちなみに、虎は自分のことを「たーたん」と呼ぶ。

 本当におもしろいな。見ていて飽きない。かわいいな。

 でも、これだけでは終われないのが、子育ての大変なところだ。

次ページから読める内容

  • 「かわいい」には、「わがまま」だって「イヤイヤ」だってついてくる
  • 「かわいい子どものためなら何でもできるでしょう、母親なんだから」という攻撃
  • 「子育てから逃げてもいい」というメッセージが必要だと思う

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